2008年シーズンも、メルボルンとセパンでの戦いを終え、早くも2戦を消化した。
開幕前にチーム存続の危機と言われ、
事実、テストへの参加すら、ままならなかったスーパーアグリ。
しかし、なんとか開幕に間に合わせてきた。
オーストラリアでは琢磨、デビッドソンともにリタイアを喫したものの、
マレーシアではデビッドソン15位、琢磨16位とダブル完走を果たしている。
スタンダードECUになって、テストもせずに、この成績は立派と言える。
さて、その彼らのマシンSA08がどういうマシンかおさらいしておこう。
このマシンは、よく知られていることだが、
ホンダRA107(昨年型)とRA108(今年型)のハイブリッドマシンである。
すなわち、モノコックを中心としたフロントはRA107、
エンジン、ギアボックスを中心としたリアはRA108という訳だ。
(ついでに言うと、リアウイングはSA07のものだという。)
リアにRA108を持ってきた最大の理由は、
4戦連続使用が義務付けられたギアボックスである。
耐久性強化のために、ケーシングに変更が加えられ、
この結果、リアサスペンションも変更されることになったのだ。
その他、今年のレギュレーションに合わせるための改良は加えてはいるが、
確認する時間もない現状では、お世辞にも完成度は高いとは言えないだろう。
その中での上記の成績なので、立派と言いたいのである。
なお、バーレーンにも登場すると見られるSA08Bは、ほぼRA108とも言われているが、
彼らの本当の勝負はここから、ということなのだろう。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!