エンジン開発凍結や2レース1エンジン、そして来季からの4レース1ギアボックスといった
コスト削減策を展開しているFIA。
このたびモズレーが発表した内容によると、さらなるコスト低減策が盛り込まれるようだ。
まずエンジンについては、2008年からの10年間の開発凍結が決定。
これはすなわち、F1用のエンジンは開発を放棄するというのと同義である。
モズレーはその理由を以下のように説明している。
「現在のF1エンジンは毎分19000回転に制限されてはいるものの、それでもほかのどんなエンジンよりも高回転なんだ。」「また、現在F1にエンジンを供給している6社はどれも同程度の性能を持つ」
この瞬間、コスワースの復活は100%無くなったと言って過言ではない。
なぜなら、F1にエンジンサプライヤーなどというものが必要なくなるからだ。
(とんでもなく破格で提供できれば別だが、それではサプライヤーが成り立たない...)
加えて、FIAはファクトリーに関しても制限を加えるようだ。
風洞に関しては、1基限定、スケールは60%までで、
1回のテストでは1台のモデルのみ使用可、週5日間/1日8時間の使用制限といった
細かな制約が課せられることとなる。
さらには、CFD(計算流体力学)に関しても、
開発人員の制限、コンピュータシステムのパフォーマンス制限といったものが課せられる。
もう、このあたりになってくると、FIAもチェックしきれないだろうから、
ほぼ各チーム間の紳士協定になってしまうことも考えられる。
誰にとっても平等なルールを遵守できるよう、
FIAも言ったからには最大限の努力を払ってもらいたいものだ。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!