このところチーム首脳との関係性の悪化が伝えられているトロ・ロッソのスコット・スピード。
共同オーナーのベルガーは昨年から不満を述べつつも、今年も続投を決めた経緯がある。
そして、その後も積もりに積もった両者の不満は
荒れたニュルブルクリンクのレース後に一気に爆発したようだ。
先日の報道で、トストに暴力を振るわれたとも伝えられるスピード。
彼の言葉を信じれば、その場のやり取りはかなり感情的なものだったようだ。
「彼(トスト)は握りこぶしで僕の背中の真ん中辺りを殴ったんだ。」
「トストは僕を追ってガレージの裏まで来て、僕のシャツをつかんだ。そして壁に押し付けたんだ。」
とスピードは語っている。
その後、チームはスピードをあきらめ、ベッテルの起用を真剣に検討したようだ。
事実、先日のムジェロのテストにベッテルはその姿を現しており、
スピードの代わりにドライブするのでは、と注目が集まったのだ。
結局、ベッテルはドライブすることも、(現時点で)トロ・ロッソと契約することもなかったようだ。
トロ・ロッソによるとその理由は金銭的な問題だったという。
そのため、チームは仕方なく(?)スピードの継続起用の判断を下したようだ。
少なくとも、ハンガリーとトルコはスピードがそのままドライブするようだ。
先の、暴力報道の際に、
「いくら大金を積まれたって、トストとベルガーのためにはレースしないよ。」
と語っていたスピードだが、その弁は早くも崩れ去ろうとしている。
まぁ、F1での自身の将来を考えれば、その方が利口であろうが。