1月30日(火)から始まったバレンシアの合同テスト。
各チームが新車発表を終えて臨む初の合同テストであり、
マクラーレン、フェラーリ、ルノー、トヨタ、BMWザウバー、ホンダ、レッドブルが新車を投入、
ウイリアムズとスーパーアグリは暫定マシンによりテストを実施している。
現時点では1月30日(火)と31日(水)の2日目までの情報しか持っていないが、
現地はどうやら、あいにくの雨模様に見舞われているようだ。
初日は、午前はウェットコンディションで、午後からはドライタイヤを履けるまで回復した。
この日のタイムシートのトップはマクラーレンのアロンソで、
2位につけたフェラーリの新車F2007を駆ったライコネンより約1秒速かった。
2日目となった31日も天候は回復せず、雨が降ったり止んだりといったコンディションだった。
この日のトップタイムも、前日よりも落ちたもののアロンソによるものだった。
そして、2位と3位にはルノーR27でのテストを続けるフィジケラとコバライネンが入った。
ライコネンは4位ながら、前日とは違いアロンソとは0.3秒差につけた。
しかし、新車MP4-22を投入して以来、アロンソは一貫して好調である。
トラブルらしいトラブルも出ず、順調にテストプログラムをこなしているようだ。
(チームメイトのハミルトンがクラッシュによりマシンに大きなダメージを与えてしまったが。)
一方、ライバルのライコネンは天候のせいもあってか、目立ったタイムは残せていない。
早くも3連覇の呼び声も高いアロンソは、
「まだ冬季テストの段階だ。フェラーリをはじめとするライバルを見限るのは早すぎる。」
と、相変わらずの慎重な姿勢で、自らの仕事に専念しているようだ。
ライコネンも、
「自分の意見は、もっと周回を重ねてから言いたい。でも最初の感触はいいよ。」
と、悪くは無い滑り出しであると語った。
各チーム、新車を投入しているとはいえ、
まだまだ、風洞との相関性評価を含めた情報収集の段階だろう。
アロンソの言うように、現時点で何らかの評価を下すのは時期尚早と言えよう。