BMWザウバーがF1.07を発表した。
参戦初年度となった昨年型F1.06の正常進化型といえるマシンで
2年目のジンクスを打ち破り、昨年のコンストラクターズ5位を上回る成績を目指す。
カラーリングが昨年と同じため、ほとんど変更がないようにも見えるニューマシンだが、
多くの部分に変更が加えられているようだ。
まず、ノーズが昨年より短くなり、先端がよりハイポイントに設定された。
発表会用のマシンでは、フロントウイングのアッパーエレメントが設置されていないが、
今後も使わないかどうかは不明である。
クーリングコンセプトの見直しにより、サイドポンツーンの吸気口が大型化されている。
テクニカル・ディレクターのウィリー・ランプによれば、
「最適な解決策を見出すのに、かなりの時間をかけたんだ。シーズン開幕から数戦は気温が高い地域でのレースになることから、これは重要な要素だった。」
と、冷却効率と空力性能の高い次元での両立のために苦心したようである。
リアセクションは、ギアボックスの小型化により、より洗練され、絞り込まれた印象を与える。
ところで、このマシン、ランプの説明によると、
「ステアリングのいいフィードバックを役立たせたかった。」「硬めのスタンダードタイヤは必然的にマシンのスライドを引き起こす。つまり、ドライバーたちが補わなくてはならないということだ。だから、いいステアリングフィードバックが必要不可欠なのだ。」
と述べており、ドライバビリティも考慮に入れたマシンに仕上がっているようだ。
エンジン関連のミュンヘンとシャシー関連のヒンウィルでの分割開発を続ける同チームは
トップチームへと近付く1年となるかに注目が注がれる。
ちなみに、マリオ・タイセンによれば、優勝を狙うのは2008年とのことだ。