スパイカーは、来季エイドリアン・スティールとレースドライバー契約を締結したと発表した。
スティールは、今季の全日本F3を制しており、日本人にも馴染みがあるドライバーだ。
また、3戦のみではあるが、今年のスパイカーのフライデー・ドライバーも務めた。
「今回の契約はチームにとって素晴らしいだけでなく、個人的にも誇りに思っている」
とチーム代表のコリン・コレスは語っている。
というのも、
「エイドリアンは2004年、チーム・コレスからF3デビューを果たし、3戦目にして初のポールポジションを獲得するなど、非凡な才能を持ち合わせていた。」
とコレスが語るように、スティールにレース機会を与えるのはこれで2度目となるからだ。
ただし、スティール本人は、
「今年のF1パドックは本当に楽しかった。でも、正直なところ2007年はテストドライバーになると思っていたよ」
と、シート獲得の手応えはそれ程なかったようだ。
ちなみに、スティールは2005年のユーロF3では、今年のGP2を制し、
来季のマクラーレンのシートを獲得したルイス・ハミルトンとチームメイトであった。
両者がチャンピオン争いを繰り広げた結果、
ハミルトンがチャンピオンに、スティールはランキング2位の結果となっている。
今回の起用により、通ってきた道のりと辿り着いたチームの差はあるものの、
とりあえず、かつてのチームメイトと同じ年にF1デビューを果たせることが確定した。
一方で、来季の継続起用に絶対の自信を抱いており、
ジョーダン→ミッドランド→スパイカーというチームの変化をともに歩んできた
ティアゴ・モンテイロはシートを失う結果となってしまった。