ブーデ、F1を断念? | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

2006年チャンプカーシリーズを制したセバスチャン・ブーデ。
これで、2004年,2005年に続く3年連続のチャンピオン獲得となった。
しかも、チャンプカー参戦以来の成績は、59戦23勝という圧倒的な勝率を誇っている。
このフランス人ドライバーのキャリアは、
フランスF3,国際F3000,チャンプカーそれぞれでチャンピオンに輝くなど
華々しい経歴の持ち主である。
そして、満を持して、いよいよF1への道が開けたかと思われていた。
実際、いくつかのF1チームからはテストドライバーとしてのオファーがあったようだ。
しかし、ブーデはこれらのオファーを断り、現状のまま留まることを決意したという。
というのも、先述のオファーにはレースドライバーへの昇格といった保証がなかったため、
今のキャリアを捨ててまでF1に進出する必要はないと判断したようだ。
「悔しいけど、才能がありながらF1にいけなかったドライバーは、たくさんいる。誰かは不公平だって言うかもしれないけど、それがF1だし、ずっとフェアになることはないだろうね」
と、事実上、自身のキャリアの中でF1へのステップアップを断念したようだ。
一方で、ブーデの実力に疑問を投げかける関係者もいるようだ。
チャンプカーに参戦するチーム・オーストラリアの共同オーナーであるクレイグ・ゴアは
次のように語っている。
「ブーデは幸運にも何度かタイトルを獲得しているが、それは(優れた)ドライバーがシリーズにいなかったからだ。彼がF1に行けないのは、それだけの才能がないからだよ」
いずれにしても、F1に縁がないことだけは確かなようだ。