ウインターテストの序盤、暫定マシンMP4-20Bとレブリミッタ付きV10エンジンでのテストを
好調のうちに進めていたマクラーレン・メルセデス。
しかし、新車MP4-21&メルセデスV8エンジンの新パッケージを投入してから
そのパフォーマンスは一向に向上してこない。
そんな現状に対し、メルセデス・ベンツのモータースポーツ副社長のノルベルト・ハウグは、
「マクラーレンは厳しいスタートを迎えるだろう。だが、たとえ出遅れたとしても、チームは追いつく力を持っている」
と、厳しいながらも、来るべきシーズンを戦う力をマクラーレンが持っていることを強調した。
その不調のマクラーレンであるが、
最大の原因はメルセデスV8エンジンにあることは周知の事実である。
新エンジン投入後、そのパフォーマンスと信頼性不足から、
早くもアップデートされたニューエンジンを投入したメルセデス。
バレンシアテストに投入された改良エンジンだが、開発陣の期待とは裏腹に
そのスピードは証明されたものの、信頼性の低さは依然として解決されないままである。
その新パッケージの心配事は今シーズンだけに影響を与えるものではないようで、
ハウグによると、「チームが彼に与えるマシンの状況次第で、ライコネンは決断を下すだろう」とし、
2007年以降のキミ・ライコネンの確保が
今年のマシンの出来に掛かっている現状の苦しさを語っている。