F1GPよ何処へ行く | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

FIAのマックス・モズレーは2008年からのレギュレーション変更でワンメイク・タイヤとする計画であることを改めて発表した。
理由は、スピードをコントロールできること、今のような多くのテストが不要になるため費用がかからないこと、そして公平であることを強調した。
しかし、ちょっと待て。本当にF1が目指すべき道はその方向で合ってるのだろうか。
聞くところによると、2008年からのレギュレーション変更案には、シャシーを他チームに売ることができることや、多くのパーツで標準品の使用を義務付けられる(ワンメイク・タイヤと同じ思想)などF1グランプリの在り方を根底から覆すようなアイデアが盛り込まれているとのことである。
今年の開幕時の予選方式(日曜の午前中でしかグリッドが確定しない)などファンを無視したレギュレーション変更には辟易する。
そんなにイコールコンディションを作りたければワンメイクレースを行えばいい。
しかし、F1はドライバー同士の戦いであると同時に、コンストラクターがその技術力を磨き、戦い続けてきた歴史でもある。それは、プライベータも然りである。
F1の競争原理やファンを無視したレギュレーション変更が、昨今混乱を巻き起こしている予選方式の二の舞にならぬよう、慎重に判断してもらいたいと切に願う。