ミハエル大人になれ | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

今更ながらベルギーGPでのミハエルと琢磨の接触事故について考えたい。
まず誰が悪いかをはっきりさせておく。これは明らかに琢磨である。
ブレーキングゾーンで止まりきれずに前車に突っ込んだんだから当然である。
で、どれくらい悪いのかである。
この事故により琢磨は次戦ブラジルで予選グリッド10位降格のペナルティを受けた。
しかし、自分が考えるにあれはレーシングアクシデントである。
確かに過失はあるが、接触した場所,路面状況,他のマシンとの位置関係を考えれば、
起きても良いとは言わないが、起こり得る事故だといえる。
事実、ベルギーGPでは接触,スピン,クラッシュが多数発生している。
接触後、琢磨のヘルメットをはたくミハエルを見て、あれはいただけないなと思った。
今シーズン大苦戦中の彼は、今期5度目のリタイアを喫し、焦りも感じられる。
得意のスパで、フェラーリ&ブリヂストンにとっても恵みの雨を受け、
久々の表彰台フィニッシュを狙っていたのであろう。(さすがに優勝までは...)
絶好の機会を逃し、悔しい気持ちは分かるがこればっかりはしょうがない。
ディフェンディング・チャンピオンらしく手本となるような行動を取ってもらいたいものだ。
彼よりよっぽど上位の2位を走行中、残り3周でぶつけられたモントーヤの方がまだ大人の対応である。(かなり怒ってはいるが。)