FIAがブロウン・ディフューザーの規制に乗り出したというニュースです。
ブロウン・ディフューザーとは、
昨年のレッドブルが先鞭をつけたシステムです。
簡単にいえば、高温の排気ガスを直接ディフューザーに吹きつけ、
流速を高めることで、フロア上面を流れる空気との流速差を作り出し、
ここから発生した負圧でダウンフォースを発生させます。
今年に入って、ルノーではサイドポンツーン入り口付近から
排ガスを流し、その効果を高めようとする改良システムを投入するなど、
ほとんどのチームで採用される技術です。
今や、開発の焦点ともなっている領域で、レッドブルの強さは、
この部分の優秀さによるところが大きいとも考えられています。
この規制にFIAが乗り出した訳ですが、その理由は、
可変する空力デバイス禁止のレギュレーションに引っ掛かるというもの。
(かつて、ルノーのマス・ダンパーが禁止されたアレです。)
というのも、
このシステムは排ガスを流すことでダウンフォースを発生させますから、
空力的安定のためには、ブレーキング(アクセルオフ)時にも、
スロットルを開けて制御することになります。
すなわち、この瞬間は、空力のためにスロットルコントロールをしており、
これが「可変する空力デバイス」と取られた訳です。
この規制、
独走するレッドブルつぶしが目的なのは容易に想像できます。
スペインからといわれていた規制も、
あまりにセッティングの準備期間がないので延期されたとのこと。
とくいえ、禁止されるのが確定であれば、
今後の勢力図を書き換えることになるかも知れません!
まだまだ、大注目ですね!
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