新興3チームの結果を分けたもの | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

「ヴァージンレーシングはコンストラクターズ10位を獲得できるか?」

をテーマにお話しを続けています。


昨日は、マシンパフォーマンスとしては、

最下位どころか新興3チームでロータスに次ぐ順位、

ドライバー次第ではほぼ同じレベルではないかという話をしました。


では、コンストラクターズ最下位になってしまっている現状は

どこから来ているのでしょうか?


これはもう、信頼性の問題としか言いようが無いのではないでしょうか?


そう、完走しないことには、いくらマシンが速かろうと、

高い順位を獲得することはできないのですから。


ということで、第12戦ハンガリーGPまでのチーム完走率を見てみると

下記の通りになります。


ロータス 54.2%

ヒスパニア 62.5%

ヴァージン 50.0%


確かに、ヴァージンが最も完走率が低いですが、

大騒ぎするほどの差でもないように感じます。


では、すべての新興チームが最高順位を獲得している

序盤のフライアウェイ4戦に注目するとどうなるでしょうか?

(バーレーン、オーストラリア、マレーシア、中国です。)


ロータス 62.5%

ヒスパニア 62.5%

ヴァージン 12.5%


そうです!

ここに差があったんですね!


ロータスとヒスパニアは序盤の

上位陣が崩れたときに着実に完走して相対的に順位を上げたのに対し、

ヴァージンは上位が崩れても同様に自分たちも崩れてしまった。


この差が現在まで響いているようです。


では、ヴァージンは挽回できるのか?を明日考えてみます。


【参照情報】

F1 DataWeb



今日もご愛読頂きありがとうございます。