良くも悪くも言われる
16年にも及ぶマックス・モズレーのFIA会長の時代は遂に終焉を迎え、
新たなジャン・トッドの時代へと移行することが決定しました!
自らの決定事項に対するその強硬な姿勢から、
F1チーム側と度々衝突してきたモズレーですが、
やはりF1の安全基準をここまでレベルアップさせた立役者であることは
賞賛すべき大きな彼の功績でしょう。
そのモズレーの今季一杯での退任を受けて、
元WRCチャンピオンにして元欧州議会議員のアリ・バタネンと
WRCプジョー、F1フェラーリという名だたるチームを率いた経歴を持つ
ジャン・トッドによる一騎打ちと言える
FIA会長選出に向けた戦いが繰り広げられていました。
モズレーが公にトッドの支持を表明したことで、
公平性に欠ける選挙であるとバタネンが法廷に持ち込むなど
投票前からいろいろな動きのあった選挙ですが、
最終的には大方の予想通り、トッドの選出が決まりました。
予想と異なるのは、バタネン49票に対して、トッドが135票を集めるという
圧勝劇を演じたことでしょうか。
さて、プジョー、フェラーリで見せてきた辣腕を
FIAで振るうことになるトッドですが、
これからの自動車業界は環境、エコをキーワードに
新たな発展が求められる状況に突入しています。
F1にとっても
決して避けて通ることができない道であることは間違いありませんが、
モズレーがKERS導入を強行してチーム側に負荷を強いた
(そして、幸せになった人はいないように見える)様なことを繰り返さず
F1チーム出身者として、上手いバランスで
F1を取り巻く環境をコントロールしてもらいたいと期待しています。
今日もご愛読頂きありがとうございます。