WRC(世界ラリー選手権)のチャンピオンを5度獲得し、
今シーズンも最終戦を前にミッコ・ヒルボネンと1ポイント差の
タイトなチャンピオン争いを繰り広げているセバスチャン・ローブ。
その彼がF1デビューを狙っていたことはよく知られていたことです。
その狙いが、今季最終戦のアブダビGPで、
トロ・ロッソからのデビューを目指していたことも。
で、先日、F1デビューに向けた準備との位置付けで、
GP2の合同テストに参加したローブですが、ドライコンディションでは
トップから2.1秒遅れの25番手という結果に終わってしまいました。
この結果から、自身の経験不足を痛感し、
F1デビューが困難なものであると認めていたローブでしたが、
最終的には、やっぱり今季のデビューは断念することになったようです。
確かに、期待感は高く、過去のF1ドライブの機会では、
そこそこのタイムを出していたような気もしますが、
実戦デビューとなると、あまりにも準備不足の感は否めません。
しっかり準備して、1年を通して戦うのであれば、
いいとこまで行きそうな感じはしますが、
ほとんどF1マシンをドライブせずに1戦のみのスポット参戦では
さすがに結果を残すのは難しいでしょう。
WRCの偉大なチャンピオンがこれまで築いてきたものを
別カテゴリで失う可能性もあったわけです・・・
(ミハエル・シューマッハがバイクで失敗するみたいなものです。)
ローブとしては35歳という年齢的なものもあり、
急いでいたのかも知れませんが、
事前の準備をしっかり整えてから、挑んでもらいたいものです。
きっとF1は、そんなに甘いものではないでしょうし、
準備不足で泣きを見たドライバーもたくさんいますしね。
今日もご愛読頂きありがとうございます。