F1の2009年シーズンも序盤のフライアウェイ4戦を終えました。
レギュレーション変更に伴い
今シーズンから使用が許可された新技術KERSですが、そろそろ、
各チームの取り組み方が鮮明に分類されてきた感があります。
最近のF1-Live.com掲載の記事をもとに、
チーム毎の動向をまとめてみたいと思います。
そもそも、KERSに関しては、技術的なハードルおよび、
その開発費用の面から採用チームが極端に少なくなっています。
ここまでで採用実績があるのは、
マクラーレン、フェラーリ、BMWザウバー、ルノーの4チームです。
さらに、ここまで全戦でKERSを搭載したのはマクラーレンの2台と
BMWザウバーのニック・ハイドフェルドのわずか3台に留まります。
この状況を見ただけでも、
各チームのKERSへの消極的な姿勢が見て取れますね。
さて、そんな中でも、マクラーレンとフェラーリは
(少なくとも現段階では)今後もKERSを搭載し続ける意向のようです。
特に、フェラーリは一度非搭載で戦った経験から、
逆に自らに対するKERS搭載のアドバンテージを理解した
といったところでしょうか?
逆に、これまで少なくとも1台にはKERSを搭載してきたBMWザウバーが、
次戦のスペインおよび、モナコでは搭載しないことを決めたようです。
これは、次戦で投入される大幅な空力アップデートに伴い、
そちらのセットアップを金曜日に集中して行いたいということと、
KERSシステムを見直していためのようです。
次回はトルコで登場するそうです。
蛇足ながら、先の空力アップデートには
ダブル・ディフューザーは含まれないとのことで、
このところ苦戦中の同チームの苦しい戦いはまだ続くのかもしれません。
(まぁ、レッドブルという成功例はありますが。)
そして、BMWザウバーよりも、
さらにKERSに見切りをつけたのがルノーです。
彼らは、今後基本的にKERSを使わないことに決めたようです。
重心や重量バランスを考えると使わない方がメリットが大きいとのこと。
ただ、フェルナンド・アロンソはスパ・フランコルシャンとモンツァでの
KERS搭載は熱望しているらしいので、
かなり限定的に今後は投入することになりそうです。
最後に、これまで搭載実績のないフォース・インディアですが、
メルセデス・エンジン搭載の同チームはマクラーレンと同じシステムを
ニュルブルクリンクにも登場させる予定のようです。
今のところ、開幕時非搭載で、
シーズン中の搭載表明をした唯一のチームとなります。
それ以外のチームに関しては、
ウィリアムズがどこかで積んできそうではあるものの、
その他のチームは軒並み消極的に感じられます・・・
果たして、KERSは本当に有利なのでしょうか?
今年のコンストラクターズ・チャンピオン・マシンに
KERSがあるのか、ないのか早くも気になるところです。
来年以降のレギュレーション(禁止?標準化?)に合わせて、
どこまで真剣に開発に打ち込むかも変わってきそうではありますが。
今日もご愛読頂きありがとうございます。