ブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズが今季のマシンに採用した
ディフューザーの構造を巡って、その合法性を問われている、
いわゆるディフューザー問題ですが、間もなく解決する見通しです。
4月14日にパリのFIA国際控訴裁判所で、シロクロハッキリつけるべく
裁定が下されます。
どうやら、結果が発表されるのは15日になるそうです。
(日付は、いずれも現地時間です。)
今さらではありますが、そもそも、何故こんな議論が
開幕から2戦を経過した今でも行われているのでしょうか?
それは、レギュレーションの条文の隙間の解釈と、
その結果、大きな損得状況がチーム間で発生したために
損した側がそれを認めず最終結論まで長引いているということでしょう。
(ダウンフォースはアンダーボディで発生させる部分が多くを占めるため、
ディフューザーの役割は決して小さくないらしいです。)
今年のレギュレーションでは、ディフューザーは、
奥行き350mm、リファレンスプレーン(アンダーフロアの再下面)
からの高さが175mmと規定されています。
そして、いわゆるディフューザ3と言われるチームのディフューザーは
一見、この規定を満たしていないのです。
しかし、それはリアの衝撃吸収材の一部と解釈可能な構造にするなど
上手く抜け穴をつくデザインを採用にしているため、
過去2戦のレーススチュワードには合法と判断されたのです。
(多くのチームに見られるミラーステーをエアロガジェットのように
デザインする感じです。今年のレギュレーションでは、あの部分の
空力付加物は禁止のハズですがあれも合法です。)
大方の見方では、これまでの判断を覆して、
今回の裁定で違法と判断されることはないだろうと言われています。
となれば、あとは各チームがいつ新構造のディフューザーを
用意できるかで、今後の勢力図が変わってくるのでしょうね。
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