　本屋大賞が発表され、成瀬！天下をとりました！

　某K書店で「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」というコピーを見て、西武ライオンズのことじゃなくて、今はなき大津西武のことかよ…と苦笑して、ついつい購入したのがちょうど1年前。

　その昔、JR膳所駅から琵琶湖に向かってゆるーい坂をずんずん歩いていくと、正面にどどーんと現れた西武大津店。その界隈を舞台に、ぶっ飛び中学生、成瀬あかりが友人とともに暗躍？するという話は相当痛快。ただ、自分がよく知っている場所だから面白すぎるのであって、滋賀県をよく知らないと、なんのこっちゃわからんのでは？単なる関西人の内輪受け？

　それにしては書店でえらく盛り上がってるなーと思っていたら、まさか1年後に本屋大賞、まさしく「天下をとる」とは。万城目学の「いつかとるのか」直木賞もちょっと感激したが、今回は勝負が早かった！

　ちなみに、ミシガンと琵琶湖のイラストは、今年に入って続編が出た時に出版社が配布していたブックカバー。えらく力が入ってるな〜笑。すでに聖地巡礼も始まってるらしく、今年は紫式部と成瀬が滋賀県の観光に大きく貢献することであろう笑笑。成瀬のこれから、ますます楽しみ♪

祝！成瀬の本屋大賞