　いよいよ「行かないと！」というモードに入り、遠路はるばる近江の国の多賀大社へ。

　有名な太鼓橋だが、今は渡れません。

　思った以上に立派な神殿。広い境内だが、お正月3が日はきっと身動きが取れないくらい混雑するのだろう。

　今回多賀大社を選んだ理由の一つは、ペットもお参り可能（ダメとはどこにも書いていない）で、我が家のイヌのおばあさんもお参り。ケージに貼る御札とイヌが彫られたクリスタルの根付がセットになった「ペットのお守り」も販売されていて、買おうとしたら巫女さんに「イヌ用ですけど大丈夫ですか？」と訊かれてしまった苦笑。それにしても、おみくじのいろが意味深で、白と紫とピンクの違いは何？

　多賀大社名物、糸切り餅。1個から買える。

　近江牛毛利志満でもりしま御膳を食べるはずが、メニューリニューアルしてちょっとしたランチには使いにくくなってしまった。で、おそらく親戚筋の新店、寛閑観（かんかんかん）でステーキ御膳。

　つづいて、琵琶湖畔、佐川美術館でエッシャー

　これが木版画とは信じられない

　こちらはリトグラフ、中之島美術館で観たターナーと激似

　よく知られた「物見の塔」、永久階段の「上昇と下降」、永久水路の「滝口」がかすむほど、どの作品も凄かった。もともとの画力と緻密さに数学的思考と構成力が加わって、誰にも真似できない独創的な版画を作り出していった、ということが良くわかる展覧会だった。

こんなところにも芸術作品が…笑

初詣とエッシャー