2015年12月19日、イエローサブマリン戸田美女木店(スタ1)にて
レースに出場し、3位入賞という結果が残った。
MAシャーシの実力を冷淡なまでに突き付けられた、記憶に残るレース。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
もともと、わたしの専門はARシャーシ。
わたしはこのシャーシに強いこだわりがあって、
2015年のジャパンカップもすべてARシャーシ仕様のマシンでレースに挑んだ。
この頃、私はとにかくレースでの結果を出したくて躍起になっていた。
7月のモデラーズギャラリーや新橋、そしてジャパンカップの大阪大会以降、
自分としては納得いくはずもない惨憺たるリザルトが続いていたからだ。
私のマシン製作技術はこんなもんじゃない!
そう胸の中で強く思っていた。だからこんな成績しか残らないのはおかしいと。
11月ごろから集中的に走りこんでいた、イエローサブマリン戸田美女木店のコースは高速立体。
わたしの好きなタイプのコースなので、この日のレースへ向けては気合い充分!
全力で事前セッティングをして、会場入りしたのだった。しかし・・・
コースレイアウトが変わっていた!!
うわあああ!!フラットだ!
立体仕様のマシンでは、とても勝ち目など無い!
そこで私は、たまたま持ち合わせていたMAシャーシにはじめて触れ、
即席でフラット用マシンをでっち上げた!!
マッハダッシュモーター+超速ギヤ。
軸受は、520ベアリング。そして中空軽量シャフト。
AR用に作った26.00mmのハーフタイヤ。トレッド面はシリコン。
ローラーベースを短くするための17mmリアローラー。
LCのための2段アルミローラー。右だけゴムリン。
プレートにも追加で穴あけをして、ローラーベースが詰められるようにしてある。
肉抜き一切なし、電池はお店から支給される。
フロントバンパーは四点止めとし、バンパーとシャーシの間にワッシャーを挟むことで
スラスト角の調整を狙った。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
もう2か月以上前の話なのでうろ覚えとなってしまうが、
タイムアタック本番では、結局スラスト角の調整はしなかったと思う。
適切にフロントのアンダー/トップスタビをセッティングするだけで、
LCでのコースアウト対策が出来た。
このマシンよりも速いマシンはたくさん居た。
しかし、そのようなマシンはコースアウトしてしまったり、バンクでの減速が多かったので
このマシンは終始、タイムアタックで上位をキープした。
3位のタイムでそのまま最終結果が確定!!
7月の池袋以来となるレースでの入賞。
しかも、表彰台に登ることが出来たので本当に嬉しかった!
結果を残せた理由は主に3つあると分析する。
①本当に出来立て新品のシャーシだったため、ギヤの噛み合わせ等が絶妙に最高な状態だった。
②その場で急遽仕上げた為、余計な加工や余分なパーツが乗らなかったので、
このコースを速く走るために一切の無駄を削ぎ落とし洗練されたマシンとなった。
③MAシャーシがもともと持っているポテンシャルがARよりも高かった。
嬉しいは嬉しかったのが、レース後に私は少し気を落とした。
何故なら、一年間改良と開発を続けてきてもなかなか結果を残せなかったARシャーシを
さしおいて、その場で作ったMAがいきなり好成績を残してしまったからだ。
この結果を受け入れるのに私はしばらくかかり、
本格的にMAシャーシ仕様のマシンを作り出したのは、
年が明けて2016年となってからの事であった・・・
(おわり)
レースに出場し、3位入賞という結果が残った。
MAシャーシの実力を冷淡なまでに突き付けられた、記憶に残るレース。
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もともと、わたしの専門はARシャーシ。
わたしはこのシャーシに強いこだわりがあって、
2015年のジャパンカップもすべてARシャーシ仕様のマシンでレースに挑んだ。
この頃、私はとにかくレースでの結果を出したくて躍起になっていた。
7月のモデラーズギャラリーや新橋、そしてジャパンカップの大阪大会以降、
自分としては納得いくはずもない惨憺たるリザルトが続いていたからだ。
私のマシン製作技術はこんなもんじゃない!
そう胸の中で強く思っていた。だからこんな成績しか残らないのはおかしいと。
11月ごろから集中的に走りこんでいた、イエローサブマリン戸田美女木店のコースは高速立体。
わたしの好きなタイプのコースなので、この日のレースへ向けては気合い充分!
全力で事前セッティングをして、会場入りしたのだった。しかし・・・
コースレイアウトが変わっていた!!
うわあああ!!フラットだ!
立体仕様のマシンでは、とても勝ち目など無い!
そこで私は、たまたま持ち合わせていたMAシャーシにはじめて触れ、
即席でフラット用マシンをでっち上げた!!
マッハダッシュモーター+超速ギヤ。
軸受は、520ベアリング。そして中空軽量シャフト。
AR用に作った26.00mmのハーフタイヤ。トレッド面はシリコン。
ローラーベースを短くするための17mmリアローラー。
LCのための2段アルミローラー。右だけゴムリン。
プレートにも追加で穴あけをして、ローラーベースが詰められるようにしてある。
肉抜き一切なし、電池はお店から支給される。
フロントバンパーは四点止めとし、バンパーとシャーシの間にワッシャーを挟むことで
スラスト角の調整を狙った。
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もう2か月以上前の話なのでうろ覚えとなってしまうが、
タイムアタック本番では、結局スラスト角の調整はしなかったと思う。
適切にフロントのアンダー/トップスタビをセッティングするだけで、
LCでのコースアウト対策が出来た。
このマシンよりも速いマシンはたくさん居た。
しかし、そのようなマシンはコースアウトしてしまったり、バンクでの減速が多かったので
このマシンは終始、タイムアタックで上位をキープした。
3位のタイムでそのまま最終結果が確定!!
7月の池袋以来となるレースでの入賞。
しかも、表彰台に登ることが出来たので本当に嬉しかった!
結果を残せた理由は主に3つあると分析する。
①本当に出来立て新品のシャーシだったため、ギヤの噛み合わせ等が絶妙に最高な状態だった。
②その場で急遽仕上げた為、余計な加工や余分なパーツが乗らなかったので、
このコースを速く走るために一切の無駄を削ぎ落とし洗練されたマシンとなった。
③MAシャーシがもともと持っているポテンシャルがARよりも高かった。
嬉しいは嬉しかったのが、レース後に私は少し気を落とした。
何故なら、一年間改良と開発を続けてきてもなかなか結果を残せなかったARシャーシを
さしおいて、その場で作ったMAがいきなり好成績を残してしまったからだ。
この結果を受け入れるのに私はしばらくかかり、
本格的にMAシャーシ仕様のマシンを作り出したのは、
年が明けて2016年となってからの事であった・・・
(おわり)