例え流れて、消えて、褪せてしまっても。
【ココロスコープ】
例えば それらを失うとしたなら あの時 藻掻く事など無かった
"後悔先に立てば"とまた呟き その都度 心の何処かでは求愛
もう辺りは午後の音 この手は染まって
ただ、他の誰かに 強さの無い僕の事
馬鹿にされるのが ただ怖かっただけだよ
この言い訳っぽさも 回り諄さも全て いつでも其処から逃げられる為の糸口
気付けば 何から逃げてるか分からない だけど終われないんだ
夜の雫 人混みの中 一人
叫ぶ
儚い現実(リアル)も価値の無い感情でさえも
ただ、他の誰かに 強さの無い僕の事
馬鹿にされるのが ただ怖かっただけだよ だけど
いつか晴れるその日まで 瞳を閉じるよ
【Tips】
まず始めに、約1年ぶりのVOCALOID楽曲という事で、
VOCALOID界隈の皆様に多大なご迷惑、ご心配をお掛けしてしまった事を、
この場を借りて、お詫び申し上げます。
今回はギター1本だけでどこまで勝負出来るかという、今までに無い
コンセプトで楽曲制作を進めて参りました。
僕の楽曲では、3、4本ギターを入れる事が当たり前になっていたのもあって、
相当難しい作業になりましたが、どうにか完成に持って行けたので安心しています。
また、動画に関しましても
イラストを協力して下さった「papi」様、動画編集をして下さった「べて」様、
エンコードを請け負って下さった「ロッカ」様...と多数の協力者の方々あっての作品だと
強く感じている所存で御座いますので、リスナーの方々には是非その隅々まで
楽しんで頂けたら幸いで御座います。
傘を差し伸べるというイメージ。感付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは、VOCALOIDオリジナル#19の「ドラマ」にも出て来た描写であるという事で、
何か関係性がありそうですが、僕の口からは敢えて真実を語らない事にします。
皆様で解釈を楽しんで頂ける事を、切に願っております。