私の大学の先輩にある理由で
「僧侶」になった方がいる。
大学はキリスト教であったが
その方は、あることが原因で、仏教を勉強し、修行し
僧侶になり、念仏堂を開いている。
ちょうど私の年齢のときのことであった。
約9年前のことであった。
全国を修行で歩き、今も大学で勉強をしながら
僧侶兼司法書士として岡山津山の地で念仏堂を開き
生活をしている。
なぜ、岡山かというと、余生をのんびりと暮らすために
土地と古民家を司法書士時代に買っていた。
久しぶりに一泊で会いに行った。
あいも変わらずバタバタと色んなことをしている。
僧侶として、
司法書士として、
成年後見人として。
今、成年後見人を依頼されることが多くなったと言う。
もうすぐ15人位になるという。
高齢化、少子化、核家族化、そして痴ほうが主な原因だ。
近くに身よりもいない。
今、後期高齢者保険制度が問題となっているが
現場はもっともっと深刻な状態が起きている。
寿命が延びたことによる、認知症(痴ほう)も増えている。
話を聞いていると、日本は????と切実に思う。
他人事ではないのだ。
でも、今の日本人はそれを考える余裕もない。
今、正に大変なことが起きようとしている。
いや、起きている。
真剣に考えていかないと大変なことになる。