各金融機関がサブプライムローンの影響で打撃を受けている。

不動産市場も耐震偽装問題の影響を受け、

建築確認申請の下付遅れにより大変なことになってきている。

併せて、全国的にマンションを含めた契約率も厳しくなってきている。

円高に伴い、今まで海外で儲けていた輸出関連企業も大変だ。

年寄りが増え、若者も減ってきている。

一体全体、日本はどうなることやらと思う毎日である。

 

こんなときこそ一度、本当の意味で皆が仕切りなおしをし、

他力本願の姿勢から自力本願の体制に持っていく必要があるのではないだろうか。

 

昨日、ある金融機関の方と話をした。

「本当に、不動産だけではなく、全般的に厳しくなってきている」と

言っていた。

それに伴い、融資審査も厳しくしているという。

生き残りのためだ。

でも、これでは皆が沈没してしまう。

ここであえて、

「やったるがな」という気持ちが必要なのではないだろうか。

 

そのためには、リスクを犯す肝っ玉も必要だ。

生き残るためには果敢に挑んでいくしかないのだ。


以前、あの嘉納治五郎は、言った。

 

「人間どんなに苦しくても、なにくそ負けるかという精神で死ぬ気になって

   ぶつかれば、どんなことでも勝つ(成功する)。」 と。

 

今問われているのは、「なにくそ」という気概ではないかと思う。

自分自身にも常日頃から言い聞かせている。

 

「なにくそ、やったるがな」で顔晴ろうではないか。