返済期間は、金融機関(融資先)によって、最長35年とか80歳未満などと決められており、返済を終了する年齢から逆算して、返済期間を決めるのが基本です。

そして返済終了の年齢は、仕事を辞める年齢に設定するのが理想的です。

退職金で完済することを見込んで、長めに返済期間を設定する人もいますが、退職金は老後の大切な生活費です。

退職金には手をつけずにすませるためにも、定年を返済の終了時期と考えたいものです。

定年を返済の終了年と考えると、月々の返済額が多くなりすぎるという場合は、定年を超えてしまうこともやむを得ないでしょう。

ただし、その場合でも、返済年数をなるべく短く設定し、繰上返済を行うなど、定年後にローンが残らないような計画が必要と思われます。

つづく