私の元同僚の話しである。

 

信じていた部下に騙された。

否、騙されたというより、「詐欺」されたといった方がいいかもしれない。

 

話は一年ほど前になるが、

聞いていると、人間は恐いと改めて痛感した。

 

私も近い経験はあるが、この人ほどではない。

 

何億という金を失くしたと行っても過言ではない。

人を信じたいが、信用し切るのはダメだと本当に痛感した。

 

詐欺をした人間は私も紹介され知っているが、

本当に人間は外見では分からない。

 

この人は誰からも本当に良い評価を受けていたから尚更だ。

 

「う~ん。・・・・・・。」

最初に話を聞いたときの私は言葉が出なかった。