靴磨きのおじさん。

東京に出張で行くと、必ず、ある靴磨きのおじさんのところに寄る。

値段は500円。

何度も何度もクリームをつけ、黙々と靴を磨いてくれる。

 

営業マンは、靴が命。

靴を見て、判断されたりもする。

 

おじさん曰く。

『いい靴はすぐ分かる。でも、靴を見れば、その人も分かる。』、と。

 

別にいい靴を履いているかではない。

靴を大事にしているかである。

靴を見れば、人が分かり、その人のこと(器)も分かるらしい。

 

昔は、モノを考えながら、ベランダで靴を磨いたが、

最近はずぼらをしている。

 

自分の靴を自分で磨いて、色んな事を考えようと改めて思った瞬間だった。