佐賀のがばいばあちゃん


今日から仕事始めの会社も多いと思いますが、私はこのお正月は全然ゆっくりできませんでした。しかし、昨日の「佐賀のがばいばあちゃん」というテレビは昨日見ました。

最近生きることに対してあまりにも悲しい事件事故ばかりで、昨日のがばいばあちゃんを見てこういった人間本来の幸せへの価値や生きていることの素晴らしさを今の人達は見失っているように思います。

何もかもが豊かになり、その日の食べ物にも困らない生活を続けていくうちに生きていることが当たり前のように、思ってしまうのでしょうか。

五木寛之さんの言葉に「平和の代償」というのがあります。

物のなかった時代は、決して平和ではなかったけれど、平和に向かって人は一心不乱に突き進み、生きている意味や幸せを深く考えずとも、リアルに生きてこれたのです。

生きているという実感があったのだと思います。

今の時代を生きていくことの方が、ずっと大変なのです。物に不自由せず平和に暮らしながら、何が幸せで何が不幸せか分からないまま生きていくのは大変なことです。

お金があっても不幸な人はたくさんいます。夢なしで人は生きていけないのです。

平和がゆえに起こる心の病を癒せるのは、やっぱり人でしかないのです。

かばいばあちゃんのように、しっかりとした幸福論を全ての人が持てたなら人はもっと楽しく、豊かな時間を過ごせると思います。


見てない方に説明なしですみません。見てください。