等価交換方式による総合病院一体型分譲マンションを開発 

2006年12月19日 日経新聞引用

豊田通商(名古屋市、清水順三社長)は、東京都八王子市に等価交換方式による病院と建物を一体とした構造の分譲マンションを開発し、2006年12月から事業計画を開始する。

同社は『仁和会総合病院』(八王子市明神町4丁目/193床)を運営する財団法人仁和会の病院建替えに伴い、同病院の費用負担を極小化するスキームとして等価交換スキームを採用し、現状と同規模の延べ床面積を確保しつつ新築病院として返還する。従来の建物での余剰分容積を最大消化し、老朽化病院建替えと付加価値マンション開発を両立させる日本初の事例となる。

豊田通商は分譲マンションの総事業費の中で病院建築費を賄い、さらに新規開発マンションには総合病院と入居者の双方向コミュニケーションを可能とした数々のメディカルサポートを付与し、新世代型分譲マンションの一類型ともなる「メディカル・マンション」と位置付け開発分譲を行う。

具体的には、(1)介護または医療分野の資格を保有する管理人が24時間常駐し、救急指定病院である仁和会スタッフとの24時間体制でのメディカルサポートを可能とする。(2)入居者は住戸内端末を通じて各科診療申し込みができるほか、検診案内や栄養指導など日常的に健康管理面でのサポートを享受できる。(3)共用部には豊田通商が得手とする介護予防運動器具を設置しマンション内で介護予防指導を受ける事ができる。(4)住戸内随所に、緊急発報スイッチなどを配置し有事に備える等、緊急対応面での病院との連携がとれる。(5)在宅療養が必要となった場合には訪問看護や訪問診療等、仁和会が積極的に取り組んでいるサービスを有効的に利用できる。

豊田通商は同様な『ワンストップ・マンション』の確立に向けて、メディカルマンションをコアとした病院一体型分譲マンションを引き続き開発し、3年後、医療サービスを付与した様々な住宅を全国で年間1000戸体制で供給することを目指す。