『物事を成し遂げるのは、平静な心(ゆったりと心をラクに持ち、頭を切り替えること)です。真の力は、内心の安定から生まれる。静かなる心はものごとを成就させる。』

チャンスを呼び込むためには常に冷静であること。物事の核心を見通す冷静さと気持ちのユトリが必要だ。そして、いち早く対応しうる頭の回転の速さが求められる。潜在意識が完璧にリラックス(潜在意識とのコミュニケーションが最もよく行われる状態)していれば、クヨクヨ落ち込んだり、ネガティブ(恐怖心、緊張、不安、堅さ等)な思考が浮かぶことはあり得ません。潜在意識が最もいい方向に作用するのは、心の底からリラックスしているときなのです。壁にぶつかったら休むことも必要です。気力や体力は実は頑張りよりも、リラックスから生まれるのです。難題、問題だけを見つめて、時を費やしてはいけません。心は張り詰めているときには、調和を保って動けないのです。本人は、成功させようとプラスの方向へ考えているつもりでも、無意識のうちに失敗するまい、失敗するまい、と強く念じているのと同じことになって、そのマイナスの緊張感が本来の力を封じ込めて、失敗を招く結果になることもあるのです(努力逆転の法則)。

→優れたものは常に静かで穏やかである(孔子)。

→立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る(イザヤ30章15節)。

→汝、心安らかなれ(Be of good cheer !)。