長谷工コミュニティがマンション共用施設の利用状況調査

2006年12月7日 日経新聞引用

長谷工コミュニティは、2000年以降に竣工した首都圏の管理マンションのうち、200戸以上の大型マンション18物件1万335戸(平均574戸/物件)を対象に「共用施設の利用状況および維持管理」に関するヒアリング調査を実施した。

配置場所、設備、備品、使用規則等の使い勝手について、好評の事例・課題が残った事例などから施設ごとの留意点ならびに提案内容を取りまとめた。

最も多い集会室兼パーティールームのケースでは、パーティールームとしての利用促進がポイント。(1)パーティーの開催やサークル活動、理事会開催など、用途に応じて効率的に使えるように、ただ広いだけでなく可動間仕切りで2室・3室と区切る。(2)パーティー開催時に会議用の備品(いすなど)などが目に入ると雰囲気も台無しになるため、パーティー用、会議用に模様替えできるように備品収納スペースを確保する。(3)家具・備品の選択については、子供や高齢者にも利用しやすいいすや、大勢で利用する際に使い勝手の良い角型のテーブルを選択する。

キッズルームは、対象児童やその親が安心して利用するためには以下のような点に留意する。(1)大半のキッズルームは幼児・児童が混在して利用するため、児童と幼児の遊び場を区分できる広さの確保や、幼児に当たっても危険の少ない備品を配置する。子供が転んだ時の衝撃などを考慮し、二重床やコルクタイルで仕上る。(2)配置場所は子供のいたずら防止のため、管理事務室から近くて目の届きやすい場所へ配置する。

マンション内カフェでは、以下のような点に配慮し、利用促進を図る。(1)マンション敷地の中心もしくは中庭や景色が眺められる場所で、採光が十分取れて明るく開放感のある空間を演出できる場所に配置する。(2)パンやソフトクリームなどの食べ物を取り扱うと好評(特に焼きたてパンは人気が高い)。また、朝食用にテイクアウトしたいという要望が多いため、朝食にあわせたオープン時間を設定する。(3)ドリンク類は100~200円の価格で設定する(それ以上になると利用されにくい)。(4)夜にアルコール類を置いているケースが多い都心型マンションの場合は、夜景が見える場所に配置するなど、ラウンジとしての雰囲気作りが重要。自分の持ち込みボトルをキープできるボックス等を設置する。