家電の事故多発、経産省が業界団体を指導

2006年11月28日20時04分朝日新聞引用

 経済産業省は28日、ワンルームマンションなどに設置された電気コンロで火災が多発しているほか、洗濯機の脱水槽で指を切断する事故が相次いだことから、業界団体に注意喚起を徹底するよう指導したと発表した。

 同省によると、問題のコンロは大手家電メーカーなど12社が88年以前に製造。体や荷物がスイッチに触れ、知らないうちに火災になるケースが85年以降で205件確認された。マンションの一室が全焼したり、重症のやけどを負ったりした例もあったという。

 スイッチの改修を進めているが、対象の53万台のうち6割程度しか済んでいないため、同省は日本電機工業会やキッチン・バス工業会を指導した。

 また、洗濯機では回転している洗濯物に手を巻き込まれ、指を切断する事故が7件あった。法律に基づく技術基準ではふたを開けて15秒以内に停止するよう定めているが、古い機種などでは基準通りに止まらないケースもあるとみられ、消費者に修理を呼びかける。