上半期のマンション14%減 地価上昇で販売先送り
不動産経済研究所が17日発表した2006年度上半期の首都圏のマンション発売戸数は、前年同期比14・3%減の3万4264戸だった。
同研究所は「デベロッパーがマンション価格が上がることを見込んで、販売時期を遅らせているため」とみている。建築中のマンションの用地は2、3年前に取得しているが、このところの地価上昇を受けて先行きのマンション相場も上がると業者は期待している。
1戸当たりの平均販売価格は2・8%増の4321万円。9月単月では前年同月に比べ8・4%上昇しており、都心部を中心にマンション価格の上昇傾向が鮮明になってきた。
上半期の地域別の発売戸数は、埼玉県が2・9%増、千葉県が37・4%増と前年同期を上回ったが、東京23区は26・2%減、それ以外の都内は14・3%減、神奈川県は26・4%減と大きく減少した。
また同日発表した9月の発売戸数は前年同月比0・7%減の6508戸。契約率は3・2ポイント減の77・9%となり、在庫数は前月末から404戸増え、6171戸になった。
同研究所は「デベロッパーの販売スケジュールが想像以上に後ろになっている」として、06年(1-12月)の年間発売戸数の予想を8万5000戸から8万戸に下方修正。1999年から7年連続で年間8万戸を超えていたが、今年は下回る可能性もある。
―不動産経済研究所データ引用―