住宅ローン変動型金利0・25%上げへ

 三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行、りそな銀行の変動型住宅ローンの金利が10月1日から現在より0・25%上がって年2・625%になることが8月31日、分かった。変動型の住宅ローン金利が引き上げられるのは2000年10月以来6年ぶりとなる。

 三井住友銀行やほかの大手行も足並みをそろえる見込み。7月の日銀のゼロ金利政策解除を受け、住宅ローンの主力商品である変動型の金利が上がることで、家計には大きな打撃となる。

 三菱東京UFJとみずほの変動型住宅ローンの金利は10月1日と4月1日の年2回見直されるが、10月1日の見直しについては9月1日時点の短期プライムレート(優遇貸出金利)を基に決められる。大手各行は既に短プラを0・25%引き上げているため、10月からの変動型住宅ローン金利も0・25%引き上げられる。

 りそなも、変動型住宅ローン金利の基準となる金利を9月から引き上げることにしたため「市場金利に大きな変動がない限り」(広報)10月からは2・625%に引き上げられる見通し。三井住友も市場金利を基に金利を定めるため、10月から0・25%引き上げる見込みだ。

 長期金利の動向や金融機関の営業戦略を考慮して決められる固定型住宅ローンの金利は、日銀のゼロ金利解除の決定前から上がり始めたが、その後、上昇傾向は一服している。