ゼロ金利解除で住宅ローンさらに上昇
日銀は14日の金融政策決定会合で、2001年3月から続けてきたゼロ金利政策を解除することを決めた。
金融政策の目安である短期金利の誘導目標を0%から0.25%程度に引き上げ、即日実施した。
利上げは00年8月以来、約6年ぶり。
ゼロ金利政策の解除で、預金金利や貸出金利も上昇。
大手銀行の最近の普通預金金利は、ほとんどが年0・001%で、100万円預けても利息は1年で10円だけだった。
三菱東京UFJ銀行など、大半の大手行は普通預金の金利を6年ぶりに引き上げ、0・1%とする。100万円預けたときの利息は年1000円に増える。
一方、住宅ローンを借りる個人は金利負担が増える。
変動金利型のローンがあと30年、3000万円残っている場合、現時点の金利を1.875%とすると、金利分も含めた総返済額は約3920万円。
しかし、金利が1%上がった2.875%で計算すると、総返済額は約560万円増えて約4480万円になる。
預金の利息は微々たるもので、住宅ローンの金利引き上げの方が影響が大きい。