ヒューザーの役員のメモに「藤沢0.4」
「ヒューザー」が販売した神奈川県のマンション「グランドステージ藤沢」をめぐって、警視庁が「ヒューザー」本社から「10月26日 藤沢0.4」と書かれた役員のメモを押収していたことが新たにわかりました。
マンションの引き渡し直前に、「ヒューザー」側が具体的な強度不足の数値を知っていたことを裏付ける有力な物証とみて、調べを進めています。
「ヒューザー」が販売した神奈川県藤沢市のマンション「グランドステージ藤沢」については、「ヒューザー」側が事前に、姉歯元建築士の偽装を知りながら部屋の引き渡しを行い、住民10数人から4億2000万円余りを受け取った疑いが持たれています。
この行為について、警視庁は、詐欺にあたる可能性もあるとみて調べを進めていますが、警視庁が一連の家宅捜索で、「ヒューザー」本社から偽装問題発覚の経緯について書かれた役員のメモを押収していたことが新たにわかりました。
このメモでは、まず去年10月25日の日付で「姉歯、本人の口 藤沢に問題あり」と書かれていました。
さらに26日の日付で「藤沢0.4」という記述があり、翌々日の28日に「引き渡し」と書かれていました。
「グランドステージ藤沢」の耐震強度は、国土交通省が当初28パーセントと、その後、藤沢市が15パーセントと発表していて、役員メモにある40パーセントとはくい違いますが、40パーセントでも震度5強の地震で倒壊する恐れがあるとされています。
このため警視庁は、「ヒューザー」側が去年10月25日に「グランドステージ藤沢」に耐震偽装の可能性があることを知り、翌26日には震度5強の地震で倒壊する恐れがある具体的な数値を知っていたにも関わらず、マンションの引き渡しを行ったことを裏付ける有力な物証とみて調べを進めています。
(4月19日 TBSニュースより)
参考までに。