今朝のことである。
いつもどおりの出勤。
少し雨で、春にもかかわらず少し気分がめいっていた。
さすがに土曜でこの時間帯は出勤する人がほとんどいない。
坂道を重たそうに合羽を着て、自転車を押している女性と出会った。
新聞か何かを前かごに入れている。
と、突然、
「お早うございます。行ってらっしゃい。」という優しい声。
私も思わず会釈をした。
多分知らない人だと思う。
なのに、道で
たまたま会った私に、「お早うございます。行ってらっしゃい。」
いつも、社員や子供に
「挨拶はきちんとしろ。」と言っている。
改めて挨拶の大事さを感じた。
雨が少し降っていて、季節にしては肌寒い朝に
本当にさわやかで優しい言葉だった。
めいった気分が一発で飛んだ。
単純な私は、この時点で気分がさわやかになった。
昔の日本人はよく挨拶をした。
今は日本本来のいいところがだんだんと忘れらている気がする。
あなたの優しい一言が周囲を太陽のように照り輝かす。
夫または妻を、家族を幸福にし、また不幸にするのはちょっとした言葉遣いによる。
たんなる優しい一語が、家庭全体を太陽のように照り輝かし、愛の言葉に、皆従い来たるのである。
言葉で人は満足するのである。
優しい言葉が自然に湧いてくるような性格は人生の宝である。(谷口雅春)
