ある雑誌を読んでいたら、「坐忘(ざぼう)」とう禅の言葉が出ていた。

 

「坐して忘れる。」、「新しいものは捨てないと入ってこない。」という意味だ。

 

捨てて、新しいものを得る。

 

以前に、「而今(じこん、にこん)」の中でも少し書いたが、

 

捨てる対象は「過去」である。

 

逆に得るものは、「未来」である。

 

何を捨てるか、それが課題なのである。

 


本題に入ります。

 

収納率より位置と形!使い易さが大切!


マンションの収納率 は6~8%(色々と数値は異なる意見はある)が一般的な(?)数値だ。

 

よくチラシ広告で「収納率10%実現!」なんてのもあるが・・・・・・・。

 

もちろん収納だけを考えると、6%より10%がいいに決まっているが、安易に収納スペースを作り、収納率をあげてはいないかと思う。

 

こんなには絶対いらない。

 

そもそも理想的な収納スペースってどういうものをいうのだろうか。

 

マンション購入後のお宅を見て回って分かったことは、収納スペースはあればいいってもんじゃない。

 

モノがあふれ出し、結局は新たなデッドスペースとなっていた。

 

奥深く入れたモノは二度と出せない状態となり、何が入っていたかすら定かでない。

 

収納の基本とは、使うところのそばにしまう事と、取り出しやすく、しまいやすくすること。

 

そして、収納スペースには、70%位しかモノは入れず、増えたら処分し、常に70%位を維持すること。

 

つまり、ここで何に使うかを考え、その上で収納スペースがどういう形が好ましいか考えないと、使いやすい収納にはならないのだ。

 

例えば、掃除機はリビングで使う頻度が高い。

 

だから、リビングのそばで、パイプと本体は分解せずにそのまま収納したい。

 

ついでに、住居用の洗剤や、バケツ、ぞうきんなど、お掃除グッズがすべてそこにあれば便利だ。

 

お風呂から出たらすぐパンツをはけるように、リネン庫があったら便利。

 

玄関の見えない所に印鑑入れがあれば、宅配便などが来ても慌てないだろうし。

 

お風呂の近くに体重計をしまえる収納があれば邪魔にならない。

 

そんなふうに一つ一つモノを入れる所を考えて造ったマンションを求めている。

 

広さではない!『収納は使いやすさ』につきるのだ。 

 

そして、捨てるものは捨てることだ。