※阪神大震災・実録(手記)はお休みです。


 「住宅ローンは単なるサラ金?」というのは・・・・・・・・・・・・

      失礼なことを言いましてすみません。でも、これは私の正直な気持ちなんです。・・・・・・・・・・

  

 

                     日本の住宅ローンをアメリカと比べた場合、

            日本は、「借り主(債務者)」に大変不利な条件

                 

     「融資契約(金銭消費貸借契約)」を結ばさせている。

 

         「金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)」 って、意味分かりますか?

 

                             簡単に言うと・・・・・・


         今もそうかもしれませんが、


               昔、お母さんが、「アラッ、醤油がないわ。」、

                       「ちょっと、お隣さんに借りてくる。」っていうようなことがよくありました。

    近所同士が仲良くしょっちゅう行き来していたのです。

  

         これを法律的に言えば、「醤油消費貸借契約」というんです。

 

  つまり、醤油を昨日借りたから、

             「ありがとう。昨日の醤油、使った分だけ、足しておいたわ。」 というように、

                         醤油を借りたら醤油で返す。 

                        ソースを借りたら、ソースを返す。

 

   もうお分かりですね、お金(金銭)を借りたら、お金(金銭)で返すことを約束したものが、「金銭消費

     貸借契約」と言うのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・ 話は、戻ります。

 

   通常住宅ローンを組むと購入したマンションなどに 「抵当権(担保)の設定」 がされます。

 

「抵当権の設定」とは、簡単に言えば、何らかの理由により支払いができなくなった場合に、金融機関(または保証会社)は、ローンの残金(残債:ざんさい)を回収するために、

あなたが購入したマンションを処分(売却)して、

未回収の返済金に補填することができる権限を登記することをいいます。


必ず、住宅ローンを銀行で借りたときは、この「抵当権の設定登記」がされます。

 

   日本の制度では、売却して住宅ローンのすべてが完済出来ればいいですが、

                    もし、まだ残債が残った場合は、残債の支払い義務が残ります。

     もちろん、残った残債は、支払わなければ、銀行は手続きを前に進めてくれません。

 

 このように、

 

   人の信用に基づいて融資し、その「人」に対して返済義務が生じる通常の融資、

 

つまり、日本の住宅ローンのような融資を 「遡及型融資」 または 「リコースローン」 と言います。

   逆に、アメリカでは「ノンリコースローン」というローンがあります。

 

「ノンリコースローン」の場合は、「人」(会社)の信用を担保にする通常の融資と異なり、不動産そのものの収益力を担保に融資します。

   融資を受ける人や会社の信用ではなく、あくまで不動産の収益力のみに着目し、

融資を実行します。
  

したがって、「ノンリコースローン」は、

  

万一、ローンの返済ができなくなった場合、通常の住宅ローン(遡及型の融資)と異なり、担保にした物件以外に借入金の債務は遡及しません。

 

このことから「非遡及型ローン(ノンリコースローン)」と呼ばれています。
 

 

・・・・・・・・・・・・・・・ まとめますと ・・・・・・・・・・・

  

 アメリカで家を買って返済できなくなったらどうなるのか?

⇒担保に入っている家(マンション)を銀行(金融機関)が引き取って貰ってチャラ。

 

 担保割れした場合にも、貸した側のプロとしての見通しが甘かったということで、リスクは金融機関がか

   ぶる。

 

 理論的で、顧客の立場になっていて、アメリカは日本より進んでいると思いませんか?

 

日本の制度は、家も押さえる、残金は一生給料から差っ引く、なんなら子供にも、嫁さんにも、お袋さんにも親父さんにも、とにかく支払ってもらう。最後は生命保険でも支払う。

  

 日本の場合は、買った不動産が、担保割れした場合には、差額に対する返済要求や追加で担保(追担:おいたん)を提供させられる可能性があるのです。

 

               現実には、大半の人が不可能なんですが・・・

 

               もう一つ納得のいかない制度があります。

 

住宅ローンを申し込むと≪保証会社 ・ 保証料≫という言葉を目にします。

(保証会社・保証料の詳細は、またの機会にお話します)

 

(以下、乱暴な文章ですみません)

昔は、お金を借りるとき、保証人を立てるのが当たり前でしたが、それを認めると、その保証人になる人も審査しなければならない。

 

それでは、面倒くさいし、仮に OKとしても後々問題が出る可能性もある。

         そしたら、銀行の関連会社(別会社)で、保証専門の会社をつくってしまおう。

                そして、その保証会社にローンを借りようとしている人の保証人になってもらおう。

 

借り入れ申込人が探してきたわけの分からない「人」の保証人よりも、身内の保証会社に法律上の保証をしてもらった方が、貸す側としても安心だし、保証会社はその手数料で儲かる、ということです。

 

タダで保証させる訳にはいかないので、「保証料」を払わせ、ついでに審査もしてもらおうということなんです。

合併した「U〇〇銀行」なんかは、この人は条件が厳しいからとい言って、通常の保証料の「倍」も取っていたんです。

本当にひどい話である。

  

・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず、住宅ローンの審査も保証会社がOKを出したので、貸付の承認がおりた。

  そして、滞りなく、ローンも実行になった。

 

一安心、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

           何らかの事情で返済の出来なくなった債務者には

                 金融機関からは、サラ金のような強烈な催促はありません。

 

               最悪の場合、保証会社が動くのです。

  

     保証料を支払っているから、返済できない状態になったときに、肩代わりして返済してくれるので

  しょうと・・・・・・

 

    ・・・・・・・・・・・・・それが、大きなマチガイです。・・・・・・・・・・・・・・・

  

           

例え話ですが


あなたは自動車保険に加入しています。

事故を起こしてしまい相手への慰謝料、通院費、車の修理代金等を支払わなくてはいけません。

保険に加入しているのであなたに代わって、加入していた自動車保険で相手方に2000万円を支払ってもらい解決しました。

 

本来ならここで終わりますが、住宅ローンの場合は、まだ先があります。

 

  金融機関に保証会社から支払ったお金額の返還(支払)請求が保証会社から債務者にくるのです。

 

        結局、債務者であるあなたは、借金を保証会社に返済していくことになるのです。

実際の保険制度ではあり得ないことですが。

  

私が納得出来ない理由が皆さんにも分かって頂けましたか?


                                  おかしいと思いませんか!

 

                何のために保証料を支払うのでしょうか?

 

住宅ローンを申し込んだときに、審査するのもこの保証会社なんです!

 

一体、審査の段階では何を調べているというのでしょうか?

申込人の収入や・借入状況などはもちろん、担保設定する物権の担保評価もしているんですよ。

まあ、担保物件の評価なんかは、あの人たちには分からないでしょうがネ。

 
銀行本体と違い、保証会社の人間なんて、ほんとうに何も知りませんし、何もしません。

  

私は、いろんな保証会社の人間を見てきましたが、・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

(普通は表には出てこず、なかなかお目にかかることはありません)

 

銀行はいろんな商品を出しています。

しのぎの削りあいです。

ノンリコを商品として出しているところも、あります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


アメリカのように日本の金融機関も、本来のバンカーとして何故やれないのかなと・・・・・・・・・。



マンション・エスクロー・コンシェルジュのブレインスタッフ 谷口でした。   info@brain-staff.co.jp