今、「耐震偽装問題」が、悪魔のように世間を騒がせている。


私は、平成17年の「阪神大震災」を経験した。


昨日、当時の新聞が机の中に入れてあるのを思い出して、見てみた。

すると当時に書いた生々しい地震のレポート(記録)が出てきた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そのまま、原文をそのまま紹介します。    ()内は、谷口の今日の注記です。


 (タイトル)兵庫県南部地震の体験記録 H7.1.18


1月17日、早朝(プレス発表Am5:46)、寝ていると、ものすごい音とゆれでたたき起こされた。


すぐに地震だと分かった。

生まれてこの方、体験したことがない、本当にすごい(部屋全体がガタガタ・・・と音がし、声も出ない)ものだった。

 

       部屋全体がガタガタ・・・と音がし、声も出ない


とっさに水槽が倒れると思ったので、それをささえるのが、せいいっぱい(精一杯)だった。


      嫁さんとの話がが翌日現実となった!!


(なぜ、水槽かというと、たまたま前日の晩に嫁さんと地震の話をしていた。そこで、嫁さんから聞かれた。「もし、地震がきたらどうする?」と。そのとき私は、「多分、水槽が倒れると大変やから、水槽を押さえる。」と答えた。それが翌日現実となったのである。)


何分ゆれていたか覚えていないが数分あった。

部屋は(電気)ブレーカーが下りた(落ちた)のだろう、真っ暗。

何も見えない。

怖い。

台所の方から、食器etcのガシャガシャ(ガチャガチャ)割れる音がするが、

何せ90cmの水ソウ(250Kg)を倒れないように支えるだけ(で必死)。


水が顔、腕にと飛び出し、かかる。


(未だ、真っ暗)


   お父さん おとぉ~さん!


突然、和美(嫁さん)が「お父さん」と叫び、やっと我に返る。


               マンションはだいじょうぶや!


言えることは、「だいじょうぶ」、「マンションはだいじょうぶや!」だけ。


後は、ゆれが止まるのを、真っ黒な中で待つだけ。


 逃げるなんて、机・テーブルの下にもぐりこむなんて何も出来ない。


マンションがつぶれると思った。

死ぬと思った。

何も出来なかった。

怖かった。

(やっと)ゆれが止まった。


・・・真っ暗。


どうしょうかと思った。

ベランダに出てみると、下の階の電気がついていたので、電気がオートストップしていると思った。

ブレーカーが下りて(落ちて)いたので、上に上げた。


    「電気がついた」 という声。


幾分、安心した。

ガスは? 水道は? 

水道は出るが、ガスが出ない。


メーターボックスをあけ、ガスメーターを見る。

止まったときの指示が書いてある。


読む。

やってみる。

書いてある通りにメーターのランプが止まった(消えた)。


ガスをつけてみると火がついた。


(我々が生きている文明社会のもろさ、そしてライフラインが止まった時の不安感を実感した。)


TVをつけた。

NHK。

地震のニュースが流れる。

(今覚えている映像は、阪神高速道路が倒れ、町が火事になっている映像だ。)


やっと気がついた。


あたりは、カビン食器、コップetcが割れ、水がこぼれ、メチャクチャの状態。

電気カーペットも水を含み、ビチャビチャ。

カーペットをベランダに出し、水を新聞紙やタオルでふく。

割れたものを集める。

自然と時間は1時間位たっていた。


  たまたま地震の日が新築マンションの「金消会」だった。


当日は、ライオンズマンション楠葉(くずは)という物件の「金消会」 (きんしょうかい:金銭消費貸借会)。

大阪にある、三和BK くずは支店に行くつもりが、行けない。


 (会社の)○○にTELし、少し遅れる旨を伝える。      


       ・・・・・・・この時、とんでもない事態が起きているということを私は知らなかった。


追記:地震当日、大阪では、普通にマンションの金消会が全員出席で無事終了したと、私は四日ほどたった後に、やっとつながった電話で聞いた。


・・・・・・・・明日に続きます。



 今日の「知ってる解」は、話にも出てきた「金消会」についてです。


「金消会」(きんしょうかい)とは、新築マンションなどの購入申込者が集まり、住宅ローンの融資契約(金銭消費貸借契約)の締結を行う行事のことを言います。

 

正式には、「金銭消費貸借契約会」といい、銀行等で行われます。

 

金消会は、新築マンションの場合、購入申込者を指定日に集めて行われることが多く、住宅ローンの最終手続き、火災保険、地震保険の手続き、登記や入居に関する説明も一緒に行われます。

  

出席者としましては、マンションを購入したお客様、銀行の融資担当者、司法書士、販売会社、引越し業者、保険会社等の関係者です。


※好きな言葉:『小才は縁に出会っても縁に気づかず、中才は縁に気づいても縁を生かさず、大才は袖すりあった縁も生かす。』

すべてのことは縁です。一見よくないことに出会っても、「こうなるには縁がある」と考える。

むしろ、「この現象は、チャンスの前触れかもしれない」と希望を持っていいのです。

物事に必然はあっても、偶然はないのかもしれません。

  

マンション・エスクロー・コンシェルジュのブレインスタッフ 谷口でした。   info@brain-staff.co.jp