今まで、日本は平和で安全な国、と思われてきた。
確かに、戦後何十年もの間、何の戦争にも巻き込まれずに平和で繁栄を続けている国はそう多くない。
最近は考えられないような犯罪が相次いでいるが、
世界的に見れば、まだまだ日本は治安の行き届いた安全な国だというのも事実だ。
いまだに日本人の中には、「平和と安全はただで手に入る」と思っている人が多い。
現代の日本は様々な制度やシステムが個人の安全を高度に保護してくれる国であり、たとえ私たちが何もしなくても或る程度の安全は保障されている。
私たちは自動車を運転するときシートベルトを締める(締めない人もいるが)。オートバイに乗るときはヘルメットをかぶる。
でも、規則だから仕方なく守っているという人も多いのではないだろうか。
保険に入っていても、命を失ったら取り戻すことは神様でないので出来ない。
何度も言うが、島国農業国の日本は、元来、安全とかセキュリティに対して鈍感な民族だ。
だから、何かあったときにパニックになり、迅速に対応できない。
人から言われたら、あわてて動くが、言われるままで、自己責任もない。
外国の人から見れば、平和・繁栄ボケしている民族と思われている。
だから、歴史上、常に危険と隣り合わせにきた、欧米人に比べ、セキュリティ意識は低いのである。
環境問題だって、自動車の安全性だって、いつも日本は欧米の後追いで対応してきた。
経済や金融、株の問題だって先々を読まずに目先の損得や対応で済ませてきた。
そのツケ(付け)が、今われわれの身の回りに起こってきているような気がします。
安全や安心は、お金で買うものという時代が来ている。
タダで安全を買うことはできない、タダで安心(情報)を手に入れることもできない。
これが日本でも当たり前になってきているのである。
今回は、マンションのセキュリティーについてのお話しです。
今回は、マンションのセキュリティについて、最低限チェックしておきたい防犯面を簡単にお話ししましょう。
1、玄関ドアの錠前と鍵のチェック
ダブルロック、ピッキング防止のディンプルキー、テレビモニターの設置の有無
2、管理員の常駐時間や警備会社とのセキュリティー契約の有無
警備業者の到着時間等
3、ごみ置き場などへの経路の安全性
電灯や人通り
4、隣の建物との位置関係
フェンスの高さ、外階段、廊下など侵入できる場所の有無
上記以外にも、生体認証システムも普及しつつある。
指紋や動脈、目の虹彩などで識別するシステムだ。
こうした防犯設備やサービスの有無だけでなく、居住後の生活に実際どれくらい役立つかの実用性を確認することもマンション選びには大切である。
今日の【知ってる解】は・・・
手付金等の保全措置 (お金のセキュリティ)
手付金等を払った後で、売主の倒産などで物件の引渡しなどができなくなった場合、支払った手付金等を返還してもらえる措置のこと。
不動産の売買契約で代金の全部または一部として授受される金銭で、契約を交わした日から物件を引き渡してもらうまでの間に「手付金」「中間金」「内金」などの名目で支払ったものを「手付金等」と呼んでいる。
未完成物件の場合は、売買代金の5%を超える場合、または1,000万円を超える場合、完成物件の場合は売買代金の10%を超える場合、または1,000万円を超える場合は手付金等の保全措置を講じなければならないことになっています。
たとえば完成前の物件を3,000万円で買った場合、手付金の額が150万円までは手付金等の保全をしなくてもよいことになっていますが、それを超えた場合は、手付金等の保全が義務付けられています。
完成物件を3,000万円で買った場合は、300万円を超えると手付金等の保全措置をしなければなりません。
不動産業者が売主である物件を購入するとき、上記の金額を超える手付金等を支払う場合、その業者はその保全措置を説明し、その保全の内容を書面化した「手付金等の保証書」を買主に渡さなくてはいけません。
保証書の内容を確認し、鍵の引渡し(登記が完了する)まで大切に保管しておきましょう。
つまり、自分の払った手付金(お金)のセキュリティが手付金等の保全措置だと思ってください。
※好きな言葉:『何かをやろうとひとたび決断したら、勇気を持って拒絶の壁にぶつかれ。執念を持って、とことんまでやれ。戦いの勝利は最後の5分間にあり。』(ナポレオン)
マンション・エスクロー・コンシェルジュのブレインスタッフ 谷口でした。 info@brain-staff.co.jp