今日(南極の日,昭和基地開設記念日)は、朝は寒かった。

インフルエンザが流行っていて、学校も休みのところが多いらしいですね。なるべく、人ごみは避けて、帰ったらうがいや手を洗いましょう。


それでは、昨日に引き続き、住宅ローンを申し込む時の話をしたいと思います。


まず、一連の流れを説明いたしますと。

●事前審査(相談) :金融機関所定の用紙にお客様自身が必要事項(お名前等、押印)を記入します。

●事前相談用紙を該当の金融機関にFAXする。 :金融機関は簡単な書類等の審査をします。

●事前審査の結果がでる。 →仮承認(内諾)

●本申込み :事前審査で提出した書類に加え、必要書類を提出します。

●本申し込みの結果 →承認

●融資契約(金銭消費貸借) :一般に「金消(きんしょう)」という、借り入れ契約のこと。

●抵当権設定登記の申請 →司法書士が代行

●融資(ローン)実行 :売主へ残金を支払います。

上記のような手続きをして住宅ローンを申し込み、残代金を支払うことになります。


その中で、今日は、「事前審査(相談)」のお話をしましょう。


事前審査は、売買契約をする前にすることが多く、

現金購入以外の人で、ローンを組める(買える)人や何らかの要因があって買えない人の判断を販売会社の営業マンがお客様よりいただいた事前相談の用紙に基づき、金融機関がします。

審査には、数日の時間を要します。

事前審査とは、通常、所定の事前申込み用紙と個人情報に関する同意書、源泉徴収票等を、金融機関に提出することにより、その金融機関(保証会社がある金融機関は保証会社)が審査をするのですが、

この結果次第で、その金融機関でローンを必要な希望金額通り組めるか組めないかが、ほぼ決まります。

もちろんローンを借りようとする人の勤務している会社、勤務形態や、収入、勤続年数等(これらを「属性」と呼んでいる)によって、金融機関に提出する書類も変わってきます。


私達の会社は、住宅ローンに関する皆様のあらゆるご相談もお受けしておりますので、

お客様の内容を把握した上で、金融機関の方(住宅ローンセンターや融資担当者)と事前相談に関する交渉等をしています。


事前相談では、「仮承認」をとることが前提なんですが、お客様の内容(属性)によって、借り入れの金利優遇の利率まで変わってくるんですよ。

極端に言えば、公務員や著名な会社のサラリーマンは、銀行も借りてほしいから、優遇措置をなるべく多くするのです。しかし、・・・・。


どこかに合併されメガバンクとなった元U〇×銀行なんかは、厳しい案件なら、融資の仮承認をおろす条件として、通常の保証料の〇倍が貸付の条件というように、通常のお客様より高く取っていました。

所詮こんな、お客様のことを考えていない銀行は合併されて、実質はなくなりました(名前はまだ残っているけど、将来は消えるだろう)けどね。

あまり書くと問題になりそうですが、、不動産業界の人たちや金融機関などは、何らかの原因でローンを通すことが難しい人を、「厳しい(キツイ)案件と言っています。

ここで言っておきますが、私の経験上、厳しい案件だからといって、将来的に問題が出てくることは限りません。むしろ、厳しいお客様の方が返済をきちんとしていらっしゃるような、気がします。

もともと銀行の審査のやり方なんて、経験則に基づいたもので、何の根拠もないのですから。

そして、厳しい案件の場合、なぜ住宅を購入するのか理由を聞かれたり、電気、ガス、水道などを支払っている生活通帳の提示を求められたりします。その人(家庭)が毎月どのようなお金の流れで生活しているか、預金がどれだけあるか通帳などを提出を求められる場合もあります。


プライバシーが重視されだした今でも、審査方法は実際の生活を把握することにあるのです。

そうすることで、きちんと返済できる人と判断するのです。

そして、無理な借入金額を設定することなく、毎月返済可能な金額となり、結果として、金融機関は未回収を防ぐのです。

今の世の中、どうなるか分かりませんので、銀行も審査には慎重になるのは仕方がないと思います。ある意味では、貸す方も、バクチですからネ。


審査基準も金融機関によって多少の差があります。

同じ人でも、都市銀行でも承認がでる銀行とダメな銀行があったり、地方銀行やノンバンクによっても違います。


理由にもよりますが、一つの金融機関でダメだったからと諦めることはないのです。

ただ、カードなどでの借入を頻繁にしていたり、延滞などを過去にしていると融資承認はおりません。

金融機関は、お金にルーズな人を嫌がります。

返済期日に返済しない人、借入癖のある人など「個人信用情報」の閲覧で一目瞭然となるのです。

金融機関は、お客様の了解の下、必ず、個人信用情報を確認していますが、このエラーとなる人が今、非常に増えています。絶対に借りたお金は、どんなお金であっても返済しましょう。よくカードで物を買って、返済をリボ払いなんかにする人がいますが、カード会社の戦略に乗るだけです。やめましょう。

いろんなことが住宅を買うときに影響してきます。銀行やカード会社の口車に乗るナです。


金融機関もクレジットカードを発行して、安心・簡単・早い融資などと広告宣伝していますよね。

簡単に借りれる機会を作っている金融機関が、いちばん嫌がる借り癖を一般の人に・・・

矛盾を感じますが、これも現実なんです。


確かに消費者金融のイメージは以前と変わりましたね。

一昔前はサラ金と呼ばれ入口もなんかこっそりと、というイメージだったような・・・


住宅ローンを申込んだ時に、必ず現在の借り入れ状況を聞かれ、確認のために調べられます。

そして借り入れがあれば返済を条件にとか、カードそのものの解約を求められることもあります。


もっと矛盾を感じるのが、お客様の持っている各種のカードを解約(解約してもらわないと、承認が出せないと条件を付ける)させて、住宅ローンの承認をし、いざ融資契約の時に、今度は、自分のところ、つまり、その金融機関が扱う「クレジットカードの契約をすれば金利優遇があります」なんて普通に説明するんですよ。

おかしいですよね?

承認が出るまではカード自体も解約させておいて、いざ返済が始まる時には金利優遇の条件で自分のところのカードを契約させるなんて。

しかし、これも現実なんです。


今日書いた事はローン申込に関する現状のほんの一部です。

金融機関の実態の一部がお分かりになったと思います。私の学生時代の友人も金融機関に勤めている人がたくさんいますので、今日はこれくらいにしたいと思います。


また機会を見つけて書こうと思います。