(ESCモスクワ・アート&ビジネス・インターンシップ生 レポート 第18回)


ちょっと前の話になってしまいますが、2月の中旬にロシアのアニメーション界を代表する Фёдор Хитрук (フョードル・ヒトルーク)監督の展覧会に行きました。


~ モスクワ音楽院コース STAFF Blog ~
親子連れがたくさん来場していました。


フョードル・ヒトルークは、ロシア版くまのプーさん “ Винни – Пух (ヴィニ・プーフ)“のアニメ監督です。ロシアのアニメーションといえばチェブラーシカがお馴染みですが、こちらは日本で隠れファンが増えつつあるといったところでしょうか。


展覧会では、彼が手がけたアニメーションの絵コンテやデッサンが展示されていました。特設会場ではアニメが上映されていて、すべての作品をみると3時間以上かかるそうです。


~ モスクワ音楽院コース STAFF Blog ~
どこかで見たことありますか?くまさんの隣にいる 子ぶたちゃんもかわいいんです。



映画ができるまでをアニメにした “Фильм – Фильм- Фильм(フィルム・フィルム・フィルム)“はユーモアたっぷりでポップで、大人が見ても面白いです。


~ モスクワ音楽院コース STAFF Blog ~
私も最近はじめて知ったのですが、このシーンが大好きです。



ヒトルーク監督の他の作品、例えば、“Человек в рамке(額の中の男)“ はかなりシュールで、子どもが見てもわかるのかな?と思ったほどです。(*「額の中の男」の視聴は こちら  英訳がついています。)


現在のロシアの子ども向けアニメがどこかディズニーチックになっているのと比べて、彼が手がけた作品は世代を超えて見られているもののようです。


会期ぎりぎりに行ったので 今はもうやっていませんが、またやってほしいと思う展覧会でした。


(会場↓)
NA SOLYANKE ART GALLERY
Moscow Solyanka str,.1/2 bldg.2 (entrance from Zabelina str.)
+7(495)621-5572


池田カナ子 in Moscow 2009/02/24

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