はじめまして。えすかるごと申します。

気ままにブログでも始めて見ようと思い立ちました。

 

軽く自己紹介

年齢:24

現在:宮廷くらいの文系国立大学生(1浪人、1就活留年)

学部:経済学部

サークル:軽音、フットサル

出身:世界遺産登録の島

趣味:サッカー、ボードゲーム、水煙草、ボーカロイドetc

 

ぜひ一人でも多くの方がこのブログを見ていただけるように更新続けてみようと思うのでよろしくお願いします。

 

 

というわけで、今回は私の就活冒険譚に関してつらつらと話していこうと思います。長く拙い文章になりますがご容赦を。

 

僕は就職活動を二年していました。その二年とも「ゲーム・エンタメ業界」を第一志望にしていました。

ゲームが好きな人はほとんどがこの道を一度は考えると思います。僕もその人に漏れず、「世界的に有名なゲームに関わりたい!、ゲームの企画を考えたい!スタッフロールに載りたい!」と現実も考えず、淡い夢ばかりを抱いていました。

 

まともな就職活動(インターン、自己分析、添削、面接対策)などもせず、就職解禁の3月になり、始まった1年目の就職活動。

学歴的には悪くない大学に属していた私は決まって大手の企業しか受けませんでした。某スーパー兄弟冒険物語企業や、もう一回遊べるドン!企業、超大型生物狩猟企業など名だたる大手ばかりを受けESは通るものの、面接でボコボコにされ落ち続ける日々...。

 

僕にとっての就職活動のネックな部分は完全に面接でした。大学生活ろくに大したこともやってこなかった就活生は陥りがちだと思いますが、社会経験もないただの大学生が何とかして自分をよく見せようと、社会人である面接官と対等な関係でしゃべろうと小さなうそを塗り重ねて、だんだんと自己が肥大化して自分でもわけわからんことをしゃべってたり、何とかして自分を知ってもらおうと1聞かれたことに対して5も6も答えてみたりしていわゆる「落ちるタイプの就活生」だったなと痛感しています。

 

結局超大手しか受けず、面接通ったのは2回のみ。ゲーム会社面接に一度も通らず、それとは別に受けた教育の大手企業べ〇ッセの面接のみでした。それも最終的に落ち、僕の就活1年目はあっけなく幕を閉じ第二章が始まることになります。

 

二年目に突入してからさすがに同じ道は辿れんと、対策はたくさん打ちました。ゲーム系のイベント参加、インターン、独学でプログラミング勉強、ゲーム制作など就活対策と並行して自分が将来ゲーム企業に入れた際に必要となるスキル、どのようなことをやっていく必要があるのかを考えながら1年間過ごしていた気がします。ゲーム会社の方々と話をする機会をいただいたり、イベントにもアシスタントとして参加し、申し分ない経験をさせてもらえたと就活が終わった今考えてみれば思うばかりです。

 

なんだかんだ1年乗り切ってリベンジに燃える就活二年目。結果はどうなったのかというと....。

 

 

 

 

 

最終内定先県庁

はぇ?となったそこのあなた。大正解()なぜこのようなことになったのか。

結果から言うとゲーム会社、エンタメ会社は軒並み落ちました。ただ選考を突破できる回数は格段に増えていました。最終面接に進んだ大手企業もあれば、1年目よりも早い段階で選考に落とされた企業、様々ですが。

まぁ、2年目も懲りずに受けるそのやる気だけは認めてくれるかもしれませんが貴重な採用枠を1回目落とした人に使ってくれるほど企業も甘くないということですよね。新しいぴちぴちの就活生を選考に進めて深く見ていきたいっていうことだと思います。

2年目もあえなく全落ちした私は後がないため、他の業界ということで食品会社を受けることにしました。応募をどんどんしていくのですが、なんてったってやる気がでない()

 

今までゲーム業界1直線にやってきた私にとって他の業界など眼中にありませんでした。福利厚生がいい、安定しているくらいの魅力しか私にはありません。ですが面接には通ります。ゲーム会社の面接で鍛え上げられてきたので。

ですが、食品も全落ち。今思えばここも大手しか受けてなかったのですがどの会社も最終前の面接で悉く落とされる。文系なので総合職でもほとんどが営業職志望なのは明らか。営業=愛嬌とコミュ力やろ!と考えいつもニコニコしながら面接を受けていましたが、最終までこぎつけない。気がつけば持ち駒も少なくなり、自分の中に「僕は魅力のない人間なんだ、働く資質のない人間なんだ」という烙印を自分で押しまくる日々が始まります。この段階で今思えば自分は完全な鬱状態になっていました。

 

具体的に症状を話すと、1日の始まりは就活今日は頑張ろう状態で始まります。しかし、ESを書き始めて10分ぐらいすると気づいたらベットの上で泣いており、無気力になって1日が終わる。これがリアルに1か月くらい続きました。また留年組であるのと、大学がコロナと被って友人をろくに作ることができなかったのも運の尽き。リアルに一人で、心を閉ざして泣く日々が続きました。そしてまた、親にも相談できない。迷惑をかけてはいるし、親は内定に期待しているしの板挟みでこんな悲惨な現状を知られるのが辛かったんでしょうね...(他人事)

 

そんなこんなでつらい時間を過ごしてた矢先に僕が一時的に救われる(?)世界線がやってきます。

それこそが「公務員試験」です。僕は超がつくほどの地方出身です。やはり地方には「公務員=最強」みたいな考えは根強く残っているんですね。僕も親や祖父から激プッシュされました。そもそも1年目の就活が終わった段階で「来年は公務員試験は受けてね」的な話はされてたんですが、僕はゲーム企業を目指してたわけで、地元に帰るみたいな選択肢はなかったのでまっっっっっったくと言っていいほど勉強してませんでした。(地元に帰ることが負け的な)

ですが、持ち駒も少ない今、受けるだけ受けようスタンスで筆記試験の会場へと乗り込みました。

問題形式も、どんな問題が出るかも、一切知らない中で計4時間半の試験がスタート。

 

試験終了後「行けたかもしれん.....(希望)

結果として筆記試験通過。倍率的にも民間の面接に比べたら屁のようなものですがそこそこの奇跡が起こった理由を端的にまとめると次の5つになります。

 

・地方ながらにそれなりなレベルの中学受験を経験し、受験者が苦手な数的処理が簡単だった。

・高校が地元で1番の県立高校でそこでの勉強を覚えてた。

・浪人時に文転しており、社会系科目も理科系科目も知識は浅くとも覚えてた。

・大学でとっていた法学の授業が意外と役に立った。

・趣味でやっていた数検の勉強とプログラミングの問題が専門試験で出た。

 

これにつきます。高校時代までの何気ない勉強の積み重ねがここで活かされるとは...。と今でも思います。

この出来事から僕の就活第二期~面接爆撃編~は軌道に乗っていきます。まず気持ちが少し上がった段階ですぐに就活エージェントに登録、大学周辺の優良な中小企業の求人をもらい、選考カットで総合商社からの内定をゲットします。

 

その内定を携え、公務員試験、小論文&面接に移っていきます。

僕はこの人生すべて一般受験で通過してきたものなので小論文なんて何それ状態です。

その対策としては「型を覚える」ことくらいだと思います。過去三年間分の小論テーマを見て大体の傾向をつかみ、小論文を書く手順だけを抑えて本番。大したことは書いてなかったのですが及第点くらいはいけたと思っております。

そして面接。ここが一番緊張しました。数多く面接を落とされてきた私にとってここが一番の山場でした。某動画サイトで「公務員試験 面接」と調べて対策する毎日でしたが、公務員面接ってこんなに圧迫なん?こんなに冷たい面接なん?っていうくらい人情味のない模擬面接しか出てこなかったためとても不安でした。

そんな中本番がやってきて30分の面接2回を終えました。やってみた感想としてはこれまた「行けたかもしれん....(希望)」でした。思ってた数倍怖くなかった!以上!

 

そんなこんなで結果を待ち、8月初旬、県庁の公務員内定をいただき、僕の就職活動は終了しました。一安心。

いかがだったでしょうか。ここまでで約3300字も書いてしまいました。ノートの最初は張り切ってきれいに文字を書く現象と同じですね。張り切っちゃいました。

今後の数回は僕の生活のことも踏まえながら、公務員試験に関する所感(勉強しませんでしたが)やゲーム会社のこと。就職活動全般のことについて話して話すことなくなったら趣味のことでも書こうと思います。

 

ここまで読んでくださった方に感謝の正拳突き。誠にありがとうございました。