でも鳥籠の外に咲かせられた大切なモノの花は眼に潤いを持たせた。


そして空を仰げば、そこにはあまりにも壮大な水々世界が広がっていた。


それは私の全てを潤した。



誰かが言った。



『大切なモノってなんだろう・・・』




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


完結しました。


大切なモノの種に自分の飲める水までも与えてしまう覚悟・・・。


それはある意味現実世界ではうまくいかないことかもしれません。


しかし、それは自分に潤いを持たせてくれるモノだということを


忘れてしまわぬように・・・・・


大切なモノだと思っていられるように・・・・・


それ自体が自分であると思うことが出来るように・・・・・。



しかしボクにとって鳥籠はけして渇きだけを意味するモノではない。


ボクが『ボク自身』を知れていない段階で鳥籠なしでこの世界に立つことは


出来ないと思う。


あるときはボクを守ってくれる『鳥籠』・・・。


またあるときは『水』の大切さを教えてくれる『渇き』・・・。


一見”Escapism x towN”の趣旨とはかけ離れたモノと思っている人も


いるかもしれないが、実はそれらがあるからこそこの街があることを


理解してもらいたい。