今日が私の最後の決戦の日にしたいと、マノカは気合を入れた。
合コンには商社で働くという男性3人が参加した。
「建設業界の景気は?」
亜衣里は仕事について事前に伝えていたらしい。
仕事熱心な彼らだからなのか、異業種だから興味を持ったのか合コン慣れしているから、今日は緩(ゆる)い感じなのかは分からなかったけど、始まってすぐに仕事の話になった。
「営業部員としては、出来るだけ心地良い住まいの演出というと語弊があるかもしれないけど、心掛けています。
家は通販で買うという訳にはいかない部分もありますから。」
亜衣里は手強い相手と悟ったのか、真面目に返答した。
「僕達は食品も輸出入しているけど、最近のお菓子作りの追い風に乗って、小麦粉の消費は増えているかもしれない。」
「無知が恥ずかしいです。」
マノカはうつむき加減にて答えた。
「家庭を演出する仕事に変わりはないだろう。」
良く喋る男は亜衣里の知り合いで代田というらしい。
「でも、これからこの家やマンションで新しい暮らしが始まるお手伝いが出来るかと思うと嬉しいこともあります。」
真利奈は答えた。
「昨日は合コンが楽しみで楽しみでと思って、何を話したらと考えていたら結局は思い浮かばなかったんだけど、眠れなくて。
ベストの自分ではないけど、今日は楽しく飲もう!!」
合コンは進んでいった。
-続く-