何のための人材育成? | 今と未来の間に

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最近困っていること、
それは「本棚に本が入りきらない!」こと。

当ブログを読んでくださっている方はお気づきかもしれないが、
私の「本好き」といったら、
もう、そりゃあ、といった感じで、

本棚からあふれるのも無理はない話です(笑)


さて、そんな私が本日読了したのは、こちら。


稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)

稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 高城 幸司
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/10/17
  • メディア: 新書




リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)

  • 作者: 中原 淳
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/10/16
  • メディア: 新書




2冊ですね。
上の『稼げる人、稼げない人』は、自己チェックに最適。
本当に自分は会社にとって役立つ人間なのか?
求められる人材であるか?
セルフチェックをすると「うっ、痛い・・・」と思うところがあるはず。

下の『リフレクティブ・マネジャー』は、
以前から気になっていた金井壽宏さんと中原淳さんの共著。

お二人ともキャリアに関する本をたくさん出されていて、
まさに私が興味を持っている強い分野で、活躍されている方々。

本書を読んで、
ようやく、自分の探していた分野が見つかった気がした。
これは、密かな、でも、大きな出会いなんじゃないか?と思った。


というのも、
私はずっと「教育学」と「人材資源管理」の両方を追い求めてきたからだ。

「学校での教育」も「企業における人材育成」も
HRD=Human Resource Development、すなわち、
人間の発達・育成という意味で共通しているものなのに
なぜそれらをつなげて考える分野がないんだろうか?
学校にいる間と、学校を出てからが、どうして分断されるんだろう?
一人の人間という意味では同じじゃないだろうか?

それらを全部、一本の軸で考えていきたいのに!!

と、ずーっと感じていた(今もだが)。


だから、本書において、中原さんが
重要なのは、「仕事」と「学び」を分けて考えないことだ。
私たちが追求すべきは「ワーク」だけでも「ラーニング」だけでもなく
「ラーニングフル・ワーク※」だ。
※ラーニングフル・ワークは中原さんの造語 

と表現しているのを見て、嬉しくなってしまった。

金井さんも、
「教育学と経営学の接近は、もともと教育学部出身である私から見ても
とても喜ばしい」

と書いていらっしゃる通り、私もほんとうに嬉しい!(笑)

いつだったか、トヨタの会長(だったかな・・・)が、
「学校を出た後の人の育成は、企業が担っている」というような発言
(こちらもうろ覚えで恐縮です・・)をしていたのを読んで、
一人で大きくうなづいてしまったことがあったが、

まさに場所が変わるだけで、
「学校と企業が果たしている役割は同じなのだ」
とつくづく感じる。
(あいにく、それらを併せて研究している人は多くないようだが・・・)

大事なのは、そういった視点を持ちながら企業経営できるか。
ともすれば、経営のために人を酷使する(いわゆる、使い捨てる)ような
事態に陥らないとも限らない。

願わくば、もっと高い視点・広い視野で、
国のため、世界のために、人材育成をしていきたいと、強く感じる。


・・・と、立派なことを書いて、少し照れますが(笑)、
心の底から本気で、そういうことを考えています。

そんな自分の考えを、後押しするどころか、
もっと引き上げてくださるような本に出会えて、うれしい!!です。

お二人の動きは、引き続きチェックしていきたいと思います。