人と付き合うって | 今と未来の間に

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名越康文『女はギャップ!』より引用。
僕はウザイと言う言葉が嫌いです
人間はしょせんウザくて、他人に迷惑をかける生き物だから。

最近は、他人にお願いごとをすることさえ迷惑ではないか
と勘違いしている人が増えています。

世にある指南本を眺めると、
いかに人に迷惑をかけないか、スマートにあっさりつきあうか
ばかり書かれています。

人に迷惑をかけない、スマートにあっさり。
そんなことを気にするのならば、
いっそ、付き合わなければよいのではないでしょうか。

付き合うという意味を取り違えていると思います。

人と会って疲れたり、頭にきたり、絶望したりしながら、
楽しさや希望や夢を見つけていくことが、付き合うということです。

ここでいう「付き合う」は、おそらく、
「彼氏/彼女と付き合う」の意味で使われているのだけれど、
「人と付き合うこと」全般に通じることだと思う。


10年前に参加した「世界青年の船」で、
私はこれを学んだ気がする。

50日間、ひとつの船の中で、生活をするプログラム。
日本を含む17カ国から、18-30歳が、350人(+スタッフ)。

なにせ、ずっと海の上だから、逃げ場なんて、ない。
起きてから寝るまで、本当に一緒。
しかも、3人一部屋の小さなキャビンでの生活。
自由がないわけではないけれど、「究極の共同生活」だったと思う。

そんな中で暮らすから、
迷惑だってかけるし、嫌な思いだってする。
つらい時もあるけど、助けられる時もある。
人によっては、恋もするし、失恋もする。
人との距離が、ハンパなく近い。

でも、本当は生きるって、そういうことなんだと思う。
その濃密さが、面倒臭いんだけど、
それゆえに、クセになる、楽しいものなんだと思う。

そういう「濃い」時間を、たくさん過ごしていきたいもんだ。


だから、あの船の記憶は、10年経っても、鮮明。
だから、あの仲間達とは、10年経っても、変わらず「仲間」。


先日、10周年のリユニオン(同窓会)があった。
和歌山の南紀白浜という、綺麗な海の地に、みんなで集った。
10年ぶりの、一晩限りの、スペシャルナイト★

宴会場でディナーをした後、
AM3時まで、一部屋に集まって、みんなで飲み会。
んもーー、大盛り上がり。
かつて船のキャビンに集まって飲んだのとおんなじで、笑ってしまった。
いいところも、悪いところも、よく知った仲間との時間は格別。

こういう関係を、
これからも、たくさんの人と築いていきたい、っと、心から思う。

疲れたり、頭にきたり、絶望したりしながら、
人と付き合って、
「楽しさ」や「希望」や「夢」を見つけていきたい、なぁ。


ねっ、そういうことですよね、名越先生。