最近になって、
昨年(2009年)の私は「土竜(もぐら)」のようだったな、
と思った。
ちょっとショックな出来事があり、
そのショックを無理やり塗りつぶすかのようにロンドンへ飛んだのは、
一昨年(2008年)の年末、12月28日。
あのときの私は、
とにかく、いつもと違うところに行きたくて、
必死の形相で、飛行機に飛び乗ったような記憶が、ある。
当時は、イギリスの大学院へ留学することも考えていたので、
北へ南へ、電車を乗り継いだり、乗り換えたりしながら、
あちこちの大学院をめぐって歩いたっけ。
疲れたーとか、大変ーとか思う間もなく、
とにかくプランを立てた通りに、サイボーグのように実行した。
そのおかげで、じゃないが、
冬のイギリスは寒かったけれど、行っただけの甲斐はあった。
寒い寒い景色の中で、少し笑顔を取り戻せたような、気がした。
というような出来事を経て、迎えた昨年(2009年)。
自分では、ぜんっぜん意識していなかったが、
いま振り返ると、やっぱりダメージが大きかったんだと思う。
新しいことに手を出したり、
苦手なことにチャレンジしたりと、いろいろ行動していたが、
どこかチグハグというか、物事のつじつまがあっていなかった。
例えば、とある社外研修のコースに3カ月ほど通ったが、
申し込んだときから、自分の中での受講の目的はクリアでなく、
自分が何を勝ち得たいのか、自分でもよくわからなかった。
だから、3か月終えても、結局わからなかった。
じゃあ申し込まなきゃいいじゃん!という感じなのだが、
お世話になっている人から
「いまの君にはちょうどいいんじゃないかな」と薦められたことや、
とにかく何か変わるきっかけを得たい、という思いから受けてみた。
とか、
昨年の私は、ほんとうにたくさんの本を購入し、
ほんとうにたくさん読書をした。
アマゾンマーケットプレイス(中古本市場)で、
ほぼ毎日、何かしらの本を買っていたもの。
帰ると、ほぼ毎日、本が届いていた。
たしかにすごいスピードで読書していたけど、
さすがにあのペースは尋常ではなかったな、と思う。
それらの本からたくさんインプットして、
このブログの活用も含め、たくさんアウトプットしたけど、
ほんとうに消化していたのか?というと、疑問が残る。
とかとか、
挙げ始めれば、きりがないかも。
加えて、
仕事もチャレンジのフェーズに入り、いつになくよく働いた年だった。
上司や同僚にも恵まれ、
やりたい仕事にも携わり、幸せだった、とは思うけれど、
やはり、決して得たものばかりではなく、
その分のプレッシャーを背負ったり、
スケジュールの過密さをつらく思ったり、
負けそうな時に心に鞭打って、自分を駆り立てたのは、
体にも心にも負担が大きかったな。
あちこちにメンテナンスの必要性を感じる。
(これもまた、気づいたのは今年に入ってから)
何もしない時間を作ったり、
自分を少し誉めたりするように心がけよう。
いいんだよ、そのままで、と自分に言ってあげよう。
そんなこと、もろもろを経て迎えた2010年。
何ということはないけれど、
目の前の景色の見え方が、不思議と変わってきた。
2009年は、とにかく必死だったな。
景色なんて、見えていなかった。
いや、見ないようにしていた、というのが正しいかも。
景色が見えたら、
怖くなったり、あれこれ考えたりしてしまいそうで、
避けていたんだと思う。
今年に入って、ようやく、景色が目に入るようになった。
ひさびさに、地上に出てきた気がします。
少し、何かが変わったのかもしれない。
ぜんぜん言葉にならないのだけれども・・・
がんばりすぎずに、
大事なことだけに集中して、
シンプルに生きていきたいなと思います。
なにか違和感を覚えたり、いやだなと思った時には、
それを我慢しないようにしようと思います。
気になることがあったら、待つのではなく、
失敗をおそれずに、自分から動いてみようと思います。
そんな目の前のことひとつひとつに、
ゆーーっくりでもいいから、取り組んでいきたいなと思ってます。
そうしたら、きっといい未来がやってくる、と思うんだ。