歴史は繰り返される。
過ちは繰り返される。
今この現状を、彼の言葉を借りて表すとすれば、
全くもって 「よくない」 。
小さく芽吹いた若葉だって、
水も光も与えずに放っておけば、確実に枯れるというのに。
若葉を見つけたら、どうしてか、水だって光だって与えたくなる。
なんとも嘆かわしい。
それが女の性ってやつなのか。
恋愛なんて思い込みだ。
それはよく知っている。
口に出した方が負けなのだ。
自己暗示という名の罠にかかって自滅だ。
そして今日は、
その記念すべき自滅への第一歩を踏み出してしまった。
全くもって 「よくない」 。
だいたい、今そんな色恋沙汰に神経を使う暇はないのだ。
やらなければならないことは山ほどある。
やりたいことも山ほどある。
そんな感情は、面倒くさいことこの上ない。
もし今後、このまま若葉が成長を続けて蕾でもつけようものなら、
それはきっと、今日の自分せいだ。
どう考えたってそうだろう。
醜い。
哀れだ。
アホだ。
私はただ、
私を受け入れて、諭して、甘えさせてくれる人が欲しいだけだ。
そんな、常時だったら絶対にありえない、
甘ったれた自分自身を許せてしまうような、懐が広い相手が欲しいだけだ。