2週間前

夫の体調が急激に増悪した時、

夫は涙を流しながら言いました。



もうダメかも知れない




これまで何度か

体調を崩すことはあったけど

あそこまで

夫が死を覚悟するように

絶望の中で話したことはなかった。

だから私も不安になり

思わず夫の前で泣いてしまいました。



ひとりになりたくない…



※その時のブログはこちら





夫の不貞があってから

私はどこか冷静になるクセがありました。

一時は離婚も考えたほどです。

夫がどんなに

「紗夜、愛してるよ〜」って言っても

「はいはい、私もよ〜」みたいな返し

だったり。

それは、夫を嫌いとか

そんなんじゃなくて、

多くの期待をしないことで、

私自身の心を守る行為だったのですが…


だから夫からは

「紗夜は僕にだけ冷たいなぁ」って

何度も言われたりもしてた。



だけど、

夫の病気を知ってからは

夫へ期待しない冷静さというより、

夫を失うことの恐れを直視したくない

という冷静さに変わり、

だから夫の前で

泣かないようにしてたのもあります。



初めて夫の病気を知った時も、

取り乱さなかったほどです。

病気が信じられなかったのもあったし。

頭の中で

夫から言われた言葉

「僕は70歳まで生きられるか分からない」

という言葉を何度も何度も咀嚼し、

自分で病気について調べて

はじめて、一人で泣きました。



そんな私が、

この2週間前の夫の言葉には激しく動揺し、

夫の前では絶対に

泣かないようにしてた気持ちの糸が切れ

思わず夫の目の前でボロボロ泣きました。



ひとりになりたくないよ

卓也が死んだら

私もその後、死んでもいい

私も死にたい!



初めてそんなこと言いましたね…




ところが、

夫がそんな私に驚いたのか

私がボロボロになりながら

夫の前で泣くのを見てからというもの、

彼の中で少し変化がありました。

なんとなく、前向きになったんです。


もしかしたら、

ずっと自分の前で泣きもしなかった私を見て

自分がいなくなっても大丈夫とか、

思っていたのかなぁ…

どんなに弱音を吐いても

明るく「大丈夫だよ!」って言ってた私が

あれだけ泣いてしまったことに

何かスイッチが入ったかのように、

今、すごく笑ってくれています。

それに伴い体調も少し回復して

仕事に戻ることが出来ているほどです。




なんというか…

こんなことなら、

しっかりした妻でいなくて

良かったのかなって…💧

素直に、

悲しい気持ちになった時は

夫の前で泣いても良かったのかなって

思ったりしています。



強い妻でいてもいいけど、

弱い妻になってもいい。


夫婦は、片方が固定された役割を

担う必要もないということかなぁ。

ずっと頼られ続けるのもしんどいし、

頼りすぎるのも違う。




夫の病気は辛いことではあるけれど、

夫の病気をきっかけに

夫婦としてたくさんのことを

学べてる気がしました。