私が段々習い事をサボるようになった。

宿題をしなかったり、行かなかったり。


母親にとっては毎月月謝を払ってるのにそんなことされて頭にくるのは仕方ないとは思う。


母親が毎日疲れてるのを見てきて私ももう辞めようと思った。親が遅い日には小学3年生の頃から簡単な晩ごはんを準備するようにもなってたし、私自身習い事も辛くなってきたしそっちの方が役立てると思った。

だから、母に習い事を減らしたいと伝えた。

そしたら、母親は激怒。


「あんたがしたいって言ったから行かせてやってるのに」「今の中途半端なまま勝手に辞めるのは許さない(宿題してなかったりのことだと思う)」

みたいな理由だった気がする。


怒鳴られたのが予想外でその剣幕が怖くて“辞めたい”とも言えなくなった。


母親の完璧主義な部分についていけなくなっていった。

毎回習い事や学校の感想を聞かれるのも嫌だった。

楽しい事なんてないよ。


テレビ番組もこれ見たいと言うと譲ってくれないか、「こんなくだらないのが好きなの?」と言われて馬鹿にされた気分になった。

周りで漫画とかが流行って読んでみたいと伝えたら、お小遣い制(お手伝い毎にいくら+毎月500円)になったけどお小遣いは2ヶ月目から貰えなくなった。


そんな時小学4年生のクリスマスにサンタクロースからゲームボーイを貰った。そしてクリスマスプレゼントに『ポケットモンスター 緑』を父親にもらった。

すごく嬉しくて一日30分と言われてたのを、こっそり隠してある場所から引っ張り出してしてた。

今みたいに充電式じゃなくて乾電池。すぐ切れた。

乾電池がほしくて、お小遣いもらってないって話しても「後で」と言われて結局貰えない。


私は初めて『乾電池』の為に万引きをした。